1章 平穏な生活に終止符
第五話「課外活動@」
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」
シャイン
「おぃ。お前よ。さっきから好き放題言ってるけどさ…部活への悪口は許さないよ?」
ユウタ
「はぁ…。やっぱりこうなるのな。じゃ帰りますわ。」
僕は無意識にユウタの胸ぐらを掴み頬を殴った。
ユウタ
「っ!! 何するんですか!?」
シャイン
「何するんですか!?じゃねえよ。ふざけんな。部活なめんな。」
なんでこんなにキレてるんだ?部活やってると皆こうなるのかな?プライドとかそんな感じ?
ユウタ
「わかりました。わかりました。それじゃ部員やめます。」
シャイン
「いいや、やってもらう。」
ユウタ
「はぁ!?何言ってるんです?」
シャイン
「お前みたいな奴は嫌いだ。しかし僕もそこまで酷いことはしたくない。」
ユウタ
「酷いこと?」
ユウタは吹き出した。それを見る、僕とメルの顔つきは次第に険しくなってくる。
メル
「もういいわ。勝手にすればいい。」
ユウタ
「そうですよ。放っておいてくださいよ。ほら痛いですから離してください。」
シャイン
「嫌だ。僕はあんたの誓った事をやり通してもらいたい。」
ユウタ
「何言ってるんですか!?僕は嫌々そう言っただけで…」
シャイン
「それでもだ!!」
僕はかなり感情的になっていたと思う。
でも言い直すなんてマネはしてくない。僕がもっとも嫌いな事だから。
メル
「面倒だわ。ならどうかしら?私が課題を出すからそれをこなした方の意思に任せるっていうのは?」
ユウタ
「いいね。その方が俺としてはいいよ。決着もつくし、どれだけ非力な部活動だって証明できるんだから??」
シャイン
「うん。僕もそれでいい。こいつの根性を叩き直すためなら何だってやる。」
こうして僕らはその出された課題をせざるを得なくなった。
メル
「課題は、そうね。課外活動でどうかしら?
外で異能者を発見次第、その人のある悩みを、解消するっていうの。どうかな?」
ユウタ
「まぁいいんじゃねーの?」
シャイン
「それでいいよ。」
そこへ空気の読まない顧問がやってきた。
ガチャリ…。
国語の教師
「やぁやぁ。おや?」
ユウタ
「こんにちわ。」
ユウタは礼儀作法がよく出来ていた。お辞儀も45度と同じくらいで、とても綺麗だった。
国語の教師
「君は君は…ケンタ君じゃないか!」
ユウタ
「ユウタです。」
国語の教師
「君は君は…ユウタ君じゃないか!」
なんで言い直したし…。そこまで間違いを認めたくないのかよ!!
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