暁 〜小説投稿サイト〜
エネミーワールド
1章 平穏な生活に終止符
第四話「部として。」
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だと思ってやがる。特に僕という存在をなんだと思ってるんだよ。

シャイン
「じゃ、さようなら。もう二度と戻ってきません。」

ドンッ?

勢い良くドアを閉めた。するとどうしたことだろう…部屋でワイワイやっているではないか。
これ…普通さ…僕を説得するとこからやるんじゃないの?色々間違っててもう…何も言えない。

国語の教師
「そうだよ。その通りだ。うん。そうしよう。」

なんか勝手に雑談始まってるし…ふざけるなよ。僕が消えて清々したみたいな?殴るぞ。

ガチャリ…ドンッ?

シャイン
「おいお前ら?どういうつもりだよ?」

メル
「ぁ、帰ってきた。」

シャイン
「うっせ?何、その嫌そうな顔…やめてくんない!?萎えるからさ?」

なんだかんだ言って僕は悔しい…。自ら言い出したことすら守れず、こうやって出てきている。

国語の教師
「ぁ、帰ってきたのね。ほーぅ。いい判断だけどさ。部の反逆とみなしてどのみち成績引くから。」

シャイン
「鬼ィイッ??あんた何ニヤニヤしてんだ?」

国語の教師
「だってそうでしょう。実際、私に反逆してるようなもんだし〜?私の勝手だよね?」

何その勝手なこじつけ…メタにもほどがありますよね?

シャイン
「もうなんでもいいです。」

国語の教師
「ほーぅ。んじゃ潔く諦めたってことで…成績をもう一段階引かせてもらうよ。」

シャイン
「なんでそうなる!?」

国語の教師
「いや、だって認めたでしょう?」

シャイン
「ふざけんな?」

国語の教師
「はい、反逆罪。マイナスポイントね。合計-3点ね。」

うわ…メタすぎる。もうこの人やだ。ほんっと嫌いなタイプだわ。

シャイン
「じゃあ…」

国語の教師
「はいマイナス加点。合計-4点ね。」

死ね。僕が発言するだけでもカウントとか…泣きてえよ。ホントにさぁ。

シャイン
「はぁ…んで…メルさん?何するんですかい?」

メル
「そうね…。まずは部員集めと言ったところかしら?」

シャイン
「やっぱそこからだよなぁ。」

話合いを始めた中、僕の隣にいる教師は何やらメガネをキラッと輝かせ…こちらを見ている。

シャイン
「どうしたんですか?」

国語の教師
「えっと今ので-7点目ね。」

シャイン
「あんたはいつまで…はぁやめとこう。」

おそらくこれもカウントされてんだろうな。もういい。こういう大人はどうなっても、僕は知らん。

メル
「先生、もうそこらへんでやめてあげてください。」

よくぞ言った?てかこの人まともな事いう人だっけ?

国語の教師
「うーむ。仕方ないな。じゃあやめるよ。その代わり、君
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