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エネミーワールド
1章 平穏な生活に終止符
第二話「バイバイ。僕の生活。」
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第二話「バイバイ。僕の生活。」

どういうことだ。何故僕は避けられてるんだ?
不思議だ。あれからというものクラスメイトから見られては避けられ、実技では僕が余る…どういうことだ。

シャイン
「僕が何したって言うんだ…。」

ま、まさかとは思うが…あの人か?にしても影響力が凄まじい。でも何故…

シャイン
「なぁ、ハヤト〜。」

ハヤト
「…。」

おい、ちょっと待て…お前もか?お前もなのか!?

ハヤト
「なんだい?」

よかったぜ。お前もかと思ったよ。さすがに僕でもそこまでされちゃ…ねぇ…。

ハヤト
「私に何か用かい?なければ行くぞ?」

シャイン
「ぁ、ぅん。ごめんよ。えっと…お前…何か知らないか?」

ハヤト
「ぇ?何がだい?」

シャイン
「わかるだろ。よくわかんないけどさ…僕、避けられてない?」

ハヤト
「気のせいだよ。」

ハヤトはそう言うとサッサと僕の元から離れて行った。あの様子だと何か知っていそうだな。
帰りに聞いてみるかな。

結局_________今日は一人で帰ることになった。何故?と思うかもしれない。それは僕のセリフだ。ホントなんなんだよ。散々だよ…本当…。

シャイン
「なんなんだよ…本当にさ!!」

ズコッ!!

僕は感情が抑えられずついつい鉄柱に蹴りを入れてしまった。幸い光速なわけで誰一人として誰がやったのかが分からない。しかし僕も振り返ってみるが、鉄柱はかなり曲がってしまっている。

シャイン
「…。ッチ…。何が異能者だ。こんなの要らない。僕は要らない…。なんで僕が…。」

何も無かったかのように僕はそのまま歩いていく。後ろは振り向かない。分かっているから。

シャイン
「まさかとは思うけどさ…後ろ…誰かいる?」

返事はない。いない?ように見えたけど念のために振り返る。

シャイン
「やっぱり…メル。お前なのか? …へ?」

やはりいなかった。だけどそんな気がした。気のせいなのかな…。

シャイン
「はぁ…。てっきりつけられてるかと…」

メル
「どうしたの?私ならここにいるわ。」

ぇ…?

安堵の息をこぼし、前を振り返ると…そこにはメルがいた。

シャイン
「ぇ!?え?だって…今…ぇ!?」

メル
「何を言ってるの?あなた…病院行ったほうがいいんじゃないの?」

シャイン
「うっさいわ!!」

メル
「あら、否定しないのね。」

シャイン
「やかましいっ!!」

メル
「やかましいのはあなたの方だと思うけど?」

ぅぅ…疲れる。本当に疲れる…。なんでこんな人と友人になってしまったんだろうか。

メル
「どうしたの?そんな更けちゃっ
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