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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第155話】
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とは思うけど。それとは別で二人だけでお祝いしない?」
そう前屈みになり、見上げる様に未来は見つめてきた。
「ん……構わないぞ?……てか、断る理由ないしな」
「えへへ、じゃあ約束ね?」
そう言って手を取り小指を絡ませ、指切りする。
その仕草全てにドキドキするのは、やはり告白されたからだろうか。
……俺も、未来の事は嫌いじゃない。
……だが、俺自身……ちゃんと全員と向き合いたいとも思う。
……こういうのが、傷付けてるんだろぅな……皆を。
罪悪感が心の中を満たしていく――と。
「……ヒルト。……迷惑……だった?」
「ち、違うって!告白されて嬉しくない奴なんかいないし――まぁ、俺自身の態度が未来とかを傷付けてると思うと……な」
「――ふふっ。ヒルト?このぐらいでヒルトの事、嫌いになる子は居ないよ?もしも居るなら――本当にヒルトの事、好きじゃなかっただけ。――優しい所はヒルトの長所で短所だけど、人を好きになるってそういったプラス面もマイナス面も好きにならないとダメじゃない?」
「……まぁ、それは俺も思うが、あくまでも俺や未来の価値観で……だからな」
「うん。――でも、結構重要だと思う。容姿が好みでもいざ付き合うと性格の不一致から喧嘩とか、結構訊くし」
絶え間無く聴こえる波の音。
俺は砂浜に座り込むと未来は海の方へと歩いていく。
「……何にしてもさ。ヒルトも私もまだ15――明日で16じゃない。……そりゃ、ヒルトが女の子をとっかえひっかえする様な性格なら嫌だけど――付き合い、長いからヒルトがそんな性格じゃないのは知ってるよ?」
「……さすがに彼女のとっかえひっかえはあり得ないな。どんだけ節操ないんだよ、俺」
思わず苦笑し、それを見た未来も笑顔になって。
「……何にしても、私は返事待つよ?……だから、最終的にヒルトが誰と付き合いたいと思うかはヒルトが決めることだもん。……泣く子もいるけど、ヒルトが傷付く事じゃないからね?」
「……あぁ。――だが……」
それでも現状、三人は泣くことになるんだよな……。
皆、俺なんかの何処が良いのだろうか……。
……まぁ、セシリア、シャル、ラウラから本当に告白された訳じゃないから確証持って考えるのは無理だが。
「ん……そろそろ、戻ろうかな」
「ん?……そうだな、脱け出して来てるもんな」
「ふふ、そう――わわっ!?」
そんな声をあげる未来は、流れ着いた小さな流木に足をとられ、体勢を崩しかけていた――。
「……っ!未来!」
「わわっ!――……ぁっ……」
「……ったく、相変わらずおっちょこ
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