暁 〜小説投稿サイト〜
ポケットモンスターズファンタジー〜導かれし者達の軌跡〜
Collaboration-story
真実と絆の英雄 First-story
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「まとまったよ〜。この島はぼく達の島と違ってかなり文明が進んでることは見てわかるけど、まさか不思議玉とか、技マシンを作ってる工場があるなんてびっくりしたよ!!後は医療関係もレベルが凄くて、ぼく達の島にもあったプクリンのギルド三号があるのはこの街で合ってるみたいだよ?」
「そう、ありがとっ。ところで島の総面積と、この島の事件はどのくらいあった?」
「総面積までは分からなかったけど事件は最近急激に増えたみたいだな〜。まずは不思議のダンジョンが拡大したこと。どうやら一つの町を飲み込んだらしくて、そこの住人が全員行方不明になってるみたい。後は時空の狭間はざまに吸い込まれる事件が多数で、吸い込まれた者が戻ってきたこともあったけど自我を完全に失ったみたいだよ。・・・ラテとベリー、大丈夫かな?一応ギルドの方でも話が出てたから問題はないと思うけど」
「二人なら大丈夫よ、近づかないはずだし。それよりもさっさと《ルデラ諸島》の情報をまとめて、ラテ達が要る島に戻るわよ」
「了解だよ〜!!一週間の間、全力でこの島を調べて、この島の親方にも挨拶しないとね〜」
「ええ。じゃあそろそろ時間も良い頃だからお昼ごはん食べましょ。ウォルタ、片付けるわよ」
 そう言うと机に何十冊も重なっている本をエーフィーは"サイコキネシス"で全部浮かすと、そのまま所定の場所まで行って一気にしまった。ちなみにようやく名前が出てきたが、ミズゴロウの名前はウォルタと言い、エーフィーの名前はシルクという名前である。
 そして会話から分かる通り、二人は元々この諸島の者では無く《ラスカ諸島》と呼ばれる自然豊かな島から遥々フェリーに乗ってここまできた。二人の目的はルデラ諸島の歴史を調べる事と、起こっている様々な出来事を調べること。っと言いつつも、実際はこの諸島の親方に挨拶して、そこで活動している探検隊・救助隊と交流ついでに観光をするつもりなのだ。
「・・・ふぅ。ウォルタの方は片付け終わった?」
「終わったよ〜。使ってた机周り調べてみて忘れ物もなかった」
「確認ありがと、じゃあ行くわよ。ところでウォルタは何食べたい? 私はなんでも良いけど、お金かけたく無いなら持ってきた木の実だってまだあるし」
「残ってるならそうしようかな?ラテとベリーとかにお土産も頼まれてるしね〜」
「了解よ。じゃあ何処か良い木陰でも探してそこに腰掛けましょ」
 図書館の出入り口を押し開け、二人は三時間ぶりに外の空気を体内に取り込む。気温は秋になり、太陽の光と空気の気温もちょうど良く、自然の草の絨毯に寝っころがればすぐにあくびが出そうな心地良さだった。
 そんな事をシルクは思いながら辺りを見渡し、良さげな場所を探す。案外場所はすぐに見つかり、そこで食べる事にした。場所は一本の木を囲むように円形にベンチが置い
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