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ポケットモンスターズファンタジー〜導かれし者達の軌跡〜
Reincarnation
光と闇
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まったあとにアーシアは聞いたことも無い言葉をモルクに尋ねた。でも、何と無くこの世界のお金だと言う事は分かったのだが。そして、案の定、説明はお金のことだった。

 どうやらこの世界のお金単位はポケで統一されているらしく、コイン状に金製。だが今はデジタルマネー化し、給料も封筒の中に入って渡されるのではなく、直接銀行に数値だけカウントするシステムを取っている為、ほぼ無くなってしまったらしい。
 それと、一箇所に何万人分の銀行預け入れのお金がデータ管理されていて、しかも災害対策とバックアップに、そのバックアップを外部記憶媒体に保存、及び、その記憶媒体自体を本人も持っている為、もし何かあっても金額が0になるという被害を未然に防いでいる。それに、強力なアルゴリズムが組まれている為、中の数値をいじって預金を増やそうものならば、データがリセットされる機能と、誤って無くしたり、落としたりして誰かが拾ったとしても、指紋認証システムで持ち主でないと使えず、遠隔ロック機能付きっと言う、ある意味強力すぎるマネー通帳なのだ。ちなみに残高を調べるには、その機械に組み込まれているディスプレイに表示されており、機械の大きさも財布に簡単にはいる位の小ささになっているを
「じゃあ、私が買ってきちゃうわね。モルクとアーシアちゃんはちょっと二人で見て回ってて」
「分かりました」
「分かったよ。 ・・・さ、さて、なに見る?ボクは何でも良いよ?アーシアが行きたいとこにボクはついてくから」
「そう・・・ですか?でしたら、このお店の中をクルッと一周して見てみたいですね」
「この中? うん、そうしよっか。あっ、ちょっと待ってね」
 そう言い、チラッとレジをモルクが確認するとレイエルの前に五人ほど並んでおり、その中の一人はカートにいっぱい入っているのが見えた。あんなに買ってどうするつもりなのかっといった量だったが、そのカートにもう一人の人が近づいて来て話してるのを見ると、どうやらちょっとした家財道具をココで買い揃えたらしい。
「あんなに買うって事は、ココって有名な店という事ですか?」
「分からないけど、もしかしたらそうかもね。ボクはセントラルパークに来たのは久しぶりだから、店舗が入れ替わってて見応えあるかも。 えっーと、じゃあ色々見よっか?」
「はいっ。うーん、なに見よっかなー・・・あっ、なんか良さげなイスがある。なんか、涼しげと言うか、暖かみがあると言うか・・・ほら、モルクさんも見てみてっ?」
「・・・えーっと、アーシア?///」
「うんっ?どうしましたモルクさん?」
「いま・・・もしかして、素? 素のアーシアの振る舞い・・・なの?///」
「えっ、えっ? 私、何か変なことでも・・・?」
「えっ・・・な、何でも無いよ。 えーと、このイス?確かにこのデザインは良いね。木で編み込
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