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ポケットモンスターズファンタジー〜導かれし者達の軌跡〜
Reincarnation
光と闇
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ところ変わって、セントラルパークの西エリア。オシャレなお店や、奇抜なファッション店、電気屋、雑貨屋が軒を連ね、様々なポケモンで賑わっていた。
 しかもここに入ってから気がついたのだが、服を着ている人を結構見る。店員や従業員はもちろんの事、子供からお年寄りまで様々な服を着ていた。当然服なんて着ないノーマルの姿の人たちも半分くらいは居るが(三人も含まれる)。
「レ、レイエルさん。分かってると思いますが、あんまりこのあとの事に時間は無いと思いますよ?」
「分かってるわよ。大丈夫、30分で終わらせるから。ついでにアーシアちゃんもねっ」
「そうですか・・・って、私もですか!!? 嫌ですし、恥ずかしいです!!///」
「違うわよ。楽しみの方じゃなくて、その紋章をずっと見せびらかしておくつもり?少しは隠さなきゃ」
「あっ・・・」
 アーシアはこの世界に来てから前右足に付いているマークを咄嗟に隠したが、バランスが崩れて倒れそうだったので直ぐに手を引っ込めて、崩れたバランスを戻す。四足には慣れたとは思っていたが、片足だけあげるのはまだバランスがまだ取れないらしい。それに何で一日経ったか経ってないかで四足歩行に慣れたのか疑問した。
 それと、かなり今更なのだが、アーシアの身体の体色はちょっと焦げ茶色で、基本のイーブイの色より茶色が濃いと言われれば濃いし、普通と言われれば普通程度の色。そして、マークの色はその茶色に白色が何滴か入った茶色で、マークの形は丸二つに、その間を一本の波線が入っているマークをしていた。
「あー、そういう事だったんだ。確かに目立つから隠さないとだね じゃあ、リストバンドだね。紋章自体もそこまで大きいわけでも無いから多分隠れきるかな」
「・・・そうね。確かにマークが小さめだったのが幸いね」
 アーシアの右前脚をサイコキネシスで自分の顔に寄せながら、ついでに全身にもサイコキネシスを掛けて倒れないように支えながら見ていたのだが、その行動はアーシアにとっては気分を損ねた。だって、支えている=動けないということだということなのだから、
「それにしても不思議なマークよねー・・・丸が二つに、それを分けるように波線が一本・・・マークって案外意味があるものなのよねー・・・多分コレって『丸が世界、波線がその世界を分ける境界線』ってことじゃない?」
「あ、ありえるかも・・・っで、さ、レイエル。考えるよりも、早くサイコキネシス解いてあげて・・・アーシアが涙目になってるから・・・」
「えっ? あっ・・・ご、ゴメンねアーシア・・・ちゃん・・・・・・」
「ううぅ、酷いですよぉ・・・なんかじわじわ痛みとか、体全身が締め付けられて来まひっく・・・一番に動けないですしぃ・・・」
「だ、だからごめんごめん!! 泣かないで・・・泣かないで、ねっ!!?」
 レイエ
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