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ポケットモンスターズファンタジー〜導かれし者達の軌跡〜
Reincarnation
心の母
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読みながら飲んでたり、ある者はやはりコーヒーカップ片手に話してたり・・・とてもこのお店がシチューを出すとは思えない。
「あの、レイエルさん・・・本当にこのお店なんですか?」
「そうよ。でもエレナさんが居ないのよねー・・・」
「エレナさん?」
「あっ、エレナさんはここの女将さんで、ここのフロアの管理人も兼ねてるからたまに居ないのよねー」
「フロア管理人と言う事は、この三階フロアの管理をしている方なのですね?」
「そうそう。ちなみに種族は・・・「あらっ、レイエルちゃんじゃない、久々ねー!! あらっ?その子がモルクくん?っで、そこのイーブイはー・・・」あっ、私の友達のアーシアちゃん。そして、こっちがモルク」
 レイエルからの自己紹介に合わせてアーシアはお辞儀、モルクはタメ口で 宜しくねっ!! と言った。
 正直 えっ? っと思ったのだが逆に・・・
「元気があってよろしいっ。 っで、レイエルちゃんがここに来た理由ってシチューでしょ?風の噂で来るって聞いて作ってあるわよっ♪」
「流石エレナさんっ!! 色々と一段落したから人訪ねついでに食べにこようかなって思ったか・・・あれ?」
「どうしたの?」
 周りを見渡しながら、厨房の方にも目を向けると、知らない人が厨房で大きな鍋をヘラでかき回していた。鍋淵に茶色いこびり付きを見る限り、多分シチューの鍋であることは確か。
「なんか見たことない人が厨房に立ってるって思って・・・。 でもなんで?雇わないって決めたんじゃ?」
「あー・・・色々と訳があってこの子は置いてるのよ。 一昨日の局地的の大雨覚えてるでしょ?その時に私がココに忘れ事を気が付いて家から傘持って向かってたんだけど、その通り道であの子・・・倒れてたのよ。 流石にこの光景に忘れ事なんか放り出して家に連れて帰って、怪我も少しあったから治療をしたわ。それで起きたのが昨日の朝で、色々と聞いて見ても記憶が無いみたいで、名前すら分からない重症タイプの記憶喪失だったのよ。だから記憶が残るまでここに置いておく事にしたの。まぁ、覚える事が凄く得意みたいで、精算や今やってるシチューの熱加減も昨日ちょっと教えただけでマスターしちゃってるから、私がフロア管理している間は任せちゃってるってわけ」
「なんか凄い人見つけたわね・・・なんか姉と妹が開いている店みたい」
「うーんー・・・妹かー・・・。確かに私はミミロップで、あの子はミミロルだし、言われてもしょうがないかなっ? あっ、ちょっとミミアン来て!!」
「ミミアンって・・・あの子? でもさっき名前がないって・・・」
「それは当然、名前が無いのも大変だから ミミアン って私が名前付けたのよ。 それと、今気が付いたんだけど、ミミアンと同じマークが貴方にもあるのはどういう事?」
「お、同じマークっ!!?」
 突然な
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