暁 〜小説投稿サイト〜
ポケットモンスターズファンタジー〜導かれし者達の軌跡〜
Reincarnation
心の鍵
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ている音がはっきり聞こえる。
「・・・落ち着いた?」
「はいっ。おかげさまで」
「良かったー、ボクはレイエルがやってみた事は恥ずかしくて出来ないよ。女の子同士だからできる事だね。 さーてと、アーシアも元気になったことだしこのダンジョンを抜けるよっ!!」
モルクの差し伸べた手をアーシアは取って立ち上がり、その時にレイエルも ふわり っと腕の中から出た。そして、ダンジョンから抜けるために駆け足で階段を探した。すぐにはやはり見つからなかったが10分もすれば見つかり、最後に全員でハイタッチしてから最後の階段を上がった・・・・・・。
〜〜〜〜〜☆〜〜〜〜〜
そしてナルトシティーの外れの森
「・・・ふぅ、色々あったけどなんとか抜けたわね」
そう言ったのはレイエル。結局あまり時間が掛からない筈だったのに、イレギュラーで結局到着予想時刻の12時くらいをはるかにオーバした1時に抜け終えた。でも、今思えばあれだけのことがあってなんとかなったのは、あの謎のフィリアとリファルだろうっと思う。正直あのままだったら確実に今頃は自分達は天国に居るのだから・・・。
「・・・うぅ、えっと、取り敢えずこのまま真っ直ぐ行けばナルトシティーのビル群が見えてくるはずよ。その後にバス停さがしてからまず、ご飯を食べにセントラルパークに行くわよ?その後にライトのところに行きましょ」
「そうだねっ。 はぁー・・・ボクもうお腹と背中がくっついちゃいそうだよ・・・・・・」
「じ、実は私もです・・・」
モルクとアーシアがお腹をさすりながらレイエルに訴える。だってあれだけ動きまわり、技をたくさん使ったのだからそれもそうだろう。
「じゃあさっさと行くわよ。 アタシが見つけたシチューが美味しい店を知ってるからそこに連れて行ってあげるわね」
「シチュー?今のお腹の調子にはピッタリだよ!! 早く行こうよ!!」
「せっかちねー・・・まぁ、私もお腹空いてて言い返せないけど。さてと、なんだかんだ言ってるうちに、森を抜けたわよ」
「・・・うわぁー!!」
森を抜けた光景は最初の町(ポートタウン)とは比べ物にならないほどの建物、ビルが立ち並んでいて道路と歩道まで補整されており、その上を車が通ったり様々な人達が歩いていたり、公園で小さな子達が伸び伸びと遊んでいたり。それと街の中は草木が少ないと思われがちなのだが、その常識を覆して道路の橋には木が植えられていたり、花壇があって、場所によっては小川があって緩やかに流れて、その中に入って気持ち良さそうに水遊びしている子達、釣りをしている人が居たり、自然とうまく共存している件も素晴らしい件である。
「凄いでしょ? 私もここからの風景を見たのは始めてだけど、ここの場所も気に入りそうだわ。ちなみにちょっと細く説明すると、あそこでくるくる
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