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ポケットモンスターズファンタジー〜導かれし者達の軌跡〜
Reincarnation
心の鍵
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?」
「・・・なんで、なんで大きな事を一人で抱え込んじゃうのよ!!?もっと私たちに頼りなさいよ!! それにさっきも同じような事を言ったけど、自分たちが生まれ育った世界、町が壊れるのを指を咥えて見てるなんてアタシはまっぴらごめんよっ!!」
いきなりレイエルが詰め寄ったので、アーシアはびっくりして身体も縮みこみながら、
「レ、レイエルさん・・・そう、ですよね。でも、これからもっと危ない事や大変なこ「その辺も承知の上よ。あと、危ないのはアーシアちゃんだと思うの。 だって知らない世界に送られてきて、色々と困る事もあるだろうし、人脈があるわけがないから左手?に紋章がある人がいたら教えてとか言えないでしょ?少なくとも私は結構人脈がある方なのよ?これでも。だから、役に立てるって私は思うわけ。 どう?助けてもらった義理もあるし」・・・そ、そこまでいうのでしたらお願いします」
「あったりまえよ、あともう少し自分の気持ちをさらけ出してねっ? ・・・はぁ、寝たふりはそのくらいにしましょうかモルク?」
「えっ?」
レイエルが深いため息を付きながら名前を呼ぶ。するとぱちっとモルクは目を開けて「バレてたんだ・・・」と頭を掻きながら一言。
「当然バレるわよ。じゃ、モルクの締めの一言でナルトシティに行くわよ? それと、寝たふりした理由ってどうせ言葉が出なくて考えてたんでしょ?」
「えっ!!?そ、そこまで分かっちゃってたの・・・?」
全てお見通しとでも言いたそうに、レイエルはモルクに問う。どうやら完全に図星だったらしくしてドキッとするモルクだが、その言葉に後押しされたように、
「うん、まずレイエルが言った通りボクらはアーシアを助けるよ。それと会ってる時間も、コミニュケーションもあまり取れてないけど、ボクは少なくともアーシアは大切な友達だからどんな困難でも一緒に乗り越える覚悟もあるよ!!」
「ありがとっ・・・」
二人の言葉に顔を赤くしながら涙を流すアーシア。前足で涙を吹いても吹いても溢れ、明るいブラウンの毛並みが濃く色付き始める。
私はなんでこんなに自分に正直じゃなく、臆病で、色々と抑えちゃうだろうか?こんなに良い人が居るというのに・・・
そう思うと余計に涙が出た。人をいつまでも信じる事が出ずにいた自分に腹がたったから。それをレイエルさんは感じ取ったのか私に近づいて、
「ほらっ、泣かないの。このくらいで泣くなんて言ってくれる人や、そこまでの友達が居なかったって事ね・・・。 でも大丈夫、私たちがアーシアの最高の友達になるから。入れるまでずっとアーシアちゃんと居るから、元の世界に帰る最後まで」
っと耳元で囁いてくれ、オカリナが白く発光したと思うと、私に強く抱きついてきた。自然と私も強く抱きしめ返した・・・自分とレイエルさんの心臓の鼓動がゆっくり波打っ
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