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ポケットモンスターズファンタジー〜導かれし者達の軌跡〜
Reincarnation
救世主
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まって言われた、本人は苦笑いする。
「あっ、でも、電光石火でスピードを上げたままでアイアンテールに入ったのは見事だったけど」
「あっ、ありがとうございます」
「・・・それと、そこのあなた。今なんて言った?」
アーシアの質問を聞いてからすぐに、フィリアはモルクを指差しながら説いた。
「なんてって・・・? ボク変な事言っちゃった?」
「いや、言ってない。俺は これも の後が聞きたい」
「あっ・・・」
横に居たリファル が教える。そうすると、モルクは急に考え込んでアーシアの方を一瞬だけちらっと見た。するとアーシアは、モルクが何をして欲しいかを悟り、自分から語り始めた。
「・・・あのっ、ここでの話しは他の人に言わないでくれますか?」
「ええ、言わないわよ。秘密は誰でもあるものだもの」
「ありがとうございます。では・・・フィリアさんとリファルさん、私を見て気がつく事がありますか?」
「気がつく事・・・? 特に無いと思うけど、あえて言うならば前右足に模様があるくらいかしら?」
フィリアはその腕を優しく持ち上げ、自分の目の前で近づけて言った。急にそんな事されたものだからアーシアは軽くビクッとする。
「あっ、ごめん。もしかして人見知りが入ってた?」
「い、いえ、別にありませんです・・・。あっ、それと正解です。リファルさんとフィリアさんはこの紋章が刻まれている方を見ませんでしたか?」
「見てないが?」
「そう・・・ですよね。私・・・実はここの世界の住人じゃないんです。そして、その方達すべてに同じ紋章が刻まれているはずなのです」
アーシアはその紋章がよく見えるように手を上にあげる。
「なるほどな、見かけたら声をかけておこう。っで、この世界の住人じゃないって事はどういうことだ? まさか、他の世界から飛ばされてきたとかか?」
「まさしくその通りです、私は・・・・・・人間です。この世界が危ないと聞き、この世界に導かれにきました」
「に、人間? 人間っておとぎ話に出ていた仮想生物だぞ?まぁ、仮想生物っと言っても、ここから南の海上にある水上都市《アルトマーレ》には遥か二千年前には居たらしく、その他の地方では人間とポケモンが共存して生きていたらしいが、既にもう居ない。理由も不明だ」
「二千年前・・・一体何があったのですか?」
アーシアの質問にリファルは頭を掻きながら、
「すまないな、俺は歴史には詳しくないんだ。まぁフィリアもそうだし、ましてや歴史系の書物も無いからな」
「その辺は私も気になってるのよ。モルクとたまに図書館行く時があるんだけど、歴史系の本だけやけに少なくて、聞いてみたりするんだけど答えてくれなくて。これって絶対なんかあるわ」
「歴史の本じゃなくても、色々と気になることだってあるよ。例えばボク達の町、ポートタウンにある《テヌ
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