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ポケットモンスターズファンタジー〜導かれし者達の軌跡〜
Reincarnation
救世主
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してしまってすみ・・・きゃっ!!?」
ドン!!
いきなり地面が揺れてそのさきの言葉が途絶える。ちなみにこの地震の意味は、
「ふぅ、一次討伐完了だな。後は二次討伐か・・・ミスるなよ?」
「分かってわよ。じゃあ・・・♪」
フィリアとリファルがバンギラスを倒したのだ。だが倒したというのにまだあの二人は何か使用しており、何をするのかと思いきや、フィリアは手頃な葉っぱを手に持つと、その草を両手で持って口元へ持っていき、草笛を吹き始めた。ゆっくりと穏やかに、ときに速く強く演奏していく・・・それを聞いて気づいた人が一人、
「このメロディ知ってる」
「え?どういうことアーシアちゃん?」
レイエルはアーシアの口から言われたことに驚く。
「聴いたことがあるんです、どこかで。確か曲名が・・・オ、オラシ・・・思い出せない。出掛かってるのに・・・」
この世界に来てから消えた記憶のかけらを探す。だか探せば探すほど記憶、思い出、元の世界の事、学校の事、そして自分の事もまるでパズルのようにバラバラに、そしてピースが無くなっていた。そのことに悲しくなり、とうとう耐えられず泣き出してしまい、それを見てモルクに近づいて一言言った。
「この世に偶然なんて無い、あるのは必然だけ・・・記憶が無くしたのも何か忘れないといけない理由があったからって思ったほうがいいと思うよ?」
「忘れないとひっくいけない理由・・・そうですね。消えてしひっくまったものでくよくよしひっくていても仕方が無いですよひっくね」
アーシアは泣きながら答える。途中途中で泣くときに出る声が出て聞こえづらいと思ったが、しっかりと聞こえていたみたいで、
「その通りよ、そんな考えていたら前が見えなくなるから。今は忘れていてもきっかけがあれば思い出せるかもしれいし・・・。あ、アーシアちゃん、もう立てるんじゃないの?傷が消えてるし」
レイエルの言葉に えっ? と思い、傷口を見てみると綺麗に塞がっていて、不思議と痛みも無くなっていた。が、毛並みにはまだ血の色が付いていた。次に前足に力を入れて後ろ足に力を入れた。さっきまで立とうとするだけで激痛が体全体を走ったのにすんなりと立てることができた。
「・・・ねぇ、なんで後ろ足だけで立ってるの?まるでピカチュウみたいに・・・」
「分からないですけど、やっぱりこっちの方がいいかなっと思いまして・・・さっきの砂浜でもこうしていたのですが、その時は結局普通に座ったほうがいいと思って止めました」
「ふーん、そうだったんだ。これも人間だっ「お、元気になったみたいだな」・・・」
言おうとしたが助けてくれたリファルとフィリアの言葉で途中で切られてしまった。そしてこっちに来てそうそうに、アーシアに向かって 無理しすぎ とフィリアに言われ、リファルには 頑張りすぎ っと言われてし
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