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第六十二話 襲撃者と乱入者
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により、あたり一帯を静寂が支配する。そして――

「見事、見事!!」

「すごーい!ナイスファイトだヨ!」

というシルフとケットシーの領主の賞賛が響き渡ると、その後ろに控えていた両陣営のプレイヤーだけでなくサラマンダーたちも歓声を上げた。

「や、どーもどーも!誰か蘇生魔法を頼む!」

「解った」

キリトの声に反応したのはシルフ領領主サクヤだった。サクヤはキリトの言葉に頷いた後、ユージーンを蘇生させるために翅を羽ばたかそうとした時――

「おいおい、聞いてた話とずいぶん違うじゃねぇか」

上空からソレイユとユージーンの聞き覚えのある声が響いた。

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