白野、勇者、魔王に会っていた
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朝になりどうやら恵美さんは、始発で自分の家に帰ったみたいでお礼として美味しそうな煮物を使っていった。
やはり会社勤めは大変だな
始発から会社に帰って行ったのだから
そういえば、昨夜の襲撃についてみんなと話会わなければ
「ふむ…可能性を考えるなら恵美君が追っている魔王が狙ったと見るべきなのか…
だが恵美君がゲートでこの世界に来たように他の者が来てないとも限らない。」
そうか…なら魔王軍の残党が来ているかもしれない
「いや…もしかしたら恵美君の知り合いかもしれんぞ。」
「ええ、御主人様はわからないと思いますが、恵美さんは元の世界だと勇者さんですよね…それに、その魔王サタンって方がいない以上恵美さんがエンダ・イヤでしたっけ?」
エンテ・イスラだよ。
「ああ…そうでしたね…なんというか現実に魔王を倒した勇者さまがいたとしたら
その世界の権力者は邪魔でしょうね〜」
なんで?世界を救ったのだからみんなに歓迎されるのでは?
「それは民衆だけで、想像でしかないですが魔王と言う敵がいる以上色々な国が手を組でいたことが想像されます
ですが…その敵がいなくなった以上その時協力していたように、そのあとも仲良しでいられると限りませんからね〜
そして魔王以上の力を持つ恵美さんがいるだけでその世界の覇権を取るでしょうし・・・・エンテ・イスラの覇権を狙っている国としたら、味方にできればいいですが敵に回れば厄介な存在でしょうし。
ならいなくなってくれたほうがありがたいでしょうし。」
ん…まぁ理解はできる
それに魔王が持っていた領土をどの国が管理するかで…国同士が魔王の領土を奪い合い、そのために人同士が殺し合い、そしていつかは他国の領土を貪り合い、自分たちが協力していたことも忘れ合うだろう
しかしそれは仕方がないことだ。それが人の本質だから・・
「そして恵美君が君を魔王と間違ったように魔力を持っている君を魔王と勘違いしているかもしれん」
それは…確かにありえる
「ただ魔王は倒されてない以上君が巻き込まれただけという可能性はあるだろう。」
「じゃあ御主人様を守るため私目がずっとそばにいて守ります!!」
「いや、キャスターよ!それは余の役目であるぞ!
それにキャスター貴様がいなくなったら、誰が家の家事をするって言うのだ!?」
「セイバーさんは家で経済の勉強や、時代劇でも見てればいいじゃないですか!
そして早く仕事を見つけて家の家計を助けてくださいませ!」
何という不毛な争い・・なら
アーチャー、君に決めたー!!
「って御主人様もしや・・所謂、いい意味で腐った女子が好きな展開がご所望でしょうか!?」
「それはないぞ!!奏者よ!余はここだけの話、毎日暇だから大丈夫だぞ!!」
だってアーチャーは出方がわからない敵と闘う時は相性がいい気が
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