【思い付き】堕ちてきた100万Gの男【一発ネタ】
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れで終わりか」
クロウはリ・ブラスタから降りると目の前にはヴィレッタがいた
「お、隊長さん……見事に敵を倒したぞ」
クロウは女嫌いを撤回したので、取りあえず自分から話かけた。
「……クロウ、残念なお知らせがある」
ヴィレッタはとあるデータを見ながら、クロウに伝えようとしていた。その時クロウもうすうす気づいているのか、クロウは神に祈っていた。
(やめろ、俺が何をしたって言うんだ!?まだ何もしていないじゃないかぁぁあ!!)
「まだ、貴様は軍所属ではなかった点だ……つまり、クロウ、貴様がこの戦闘で損失した賠償は軍に払う必要はなく、クロウ個人にあると軍の上の者は判断した」
「ひ」
クロウは
「ただし、軍もクロウの働きに感謝し……ある程度は軍がだすことになった……」
「あの、それで金額は」
クロウは地獄に蜘蛛の糸が垂らされた気分になった。もしかしたら軍がほとんど払ってくれると淡い気体を持ってヴィレッタを見つめていた。
「総額、100万Gだ」
「ひゃくきゅうまんんんんっ!あい…あいあういあ、うあああええ」
せっかく借金がない綺麗な身体なったばっかりの世界ですぐ借金を背よってしまった。
「では、内訳はPT、戦闘機の破壊だ、それが無ければ全くなかったのだが……」
RAPTORはリ・ブラスタのスフィアによって生成された次元力をエネルギー弾として射出ため、あの闘いを勝ち抜いたクロウのスフィアは次元獣を貫いて、無人のPTや戦闘機を破壊してしまっていた。
「クソ!!結局俺の敵は借金かこの野郎ぉぉぉお!!」
クロウは言葉にならない悲鳴を上げて、真っ白になり燃え尽きてしまった。
「ヴィレッタ隊長どうにか、ならないのですか?」
流石にかわいそうになったのか、リュウセイはヴィレッタに聞いた。
「これは私も……どうしようもない、軍の上の人間が決めたことだからな……」
ヴィレッタも流石に今のクロウを見てかわいそうになったのが、自分の権限ではどうにもならないので残念そうにそう呟いた。
「頼むぜ、母さん。すぐに食えるものを持って来てくれ……」
クロウはここにいないチーフに向かって呟いた。本来なら借金は今日で解放されるはずだったのに、今はチーフの顔が懐かしい。
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