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スーパーロボット大戦OG+A
【思い付き】堕ちてきた100万Gの男【一発ネタ】
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放浪者にこの世界の住人は遭遇したことがないと思い説明した。
「それにしては、動じてないんだな……」
「まぁ、こればっかりはなしょうがないさ、多元世界に住んいでる以上自分が転移することを心のどこかで覚悟はしていたさ」
 クロウはニヒルな笑いをしながら、そう言った。
「……どうしますか、隊長?」
 リュウセイはヴィレッタに問い掛けた。
「一応危険人物ではないようなので……軍で預かるが……クロウ・ブルースそれでいいのか?」
「ああ、ヴィレッタ隊長殿」
 クロウはそういい、起ちあがった。
「……俺は軍所属ってことは、給料でるの?」
 給料、それは大切なことだった。借金と言う今までの最強の敵は纏わりついていた。だが今は借金が無い綺麗な身体。
「ああ、それはもちろんだがどうしてだ?」
「いえ、やらせていただきます!!」
 給料と聞きクロウのやる気はかなり上がった。
「これで、戦闘データも取れれば……ふふふ」
 クロウは戦闘データも取れれば、元の世界に戻った時にさらに金になると考え、その額によってはリ・ブラスタから降りて、街外れで小さな喫茶店を経営したり、裏通りに小さな事務所を構えて、小粋な私立探偵になるのも悪くはないと考えていた。果たしてそうなのか、彼は借金という
「クロウ・ブルースト……しっかりと働かせてもらいます」
 クロウは敬礼をしていると、スクランブルが鳴った。
「OK……俺の初の仕事ってわけか……」
 クロウはそう言うと、自分の機体に乗り込んだ。
「おい、待て、クロウ!!」
 ヴィレッタは何かを言うつもりだったが、それを聞かずにクロウはリ・ブラスタの方へ向かったので、溜息をついた。
「それじゃ、ゲットレディ!行くか、相棒」
 リ・ブラスタに乗り込むとリ・ブラスタに設置してある時空振動を感知する機械が反応していた。
「これは、次元獣か……」
 そうとわかるとクロウは、リュウセイに通信を入れた。
「お、クロウ!敵はどうやら未確認の怪獣らしい!」
「それはリ・ブラスターも感知している……この反応は次元獣だ……俺たちのいた世界では、自然災害とされている……」
 そう言うと、基地の周りに次元獣ライノダモンクラス一体、次元獣ダモンクラス五体、現れていた。
「あの赤い奴は自己修復能力によりかなりのタフネスを誇っているから気をつけろよ」
 リュウセイにそう通信しクロウは次元獣に向かってRAPTORを構えた。
「お前らとの因縁もそうそう切れるもんじゃなーってわけか、それじゃ行くぞ……狙い撃つぜ、俺もな」
 リ・ブラスタはRAPTORを構え、撃ちぬいて行った。破界時変やガイオウなどとの闘いにより、初めて闘うリュウセイはともかくクロウの敵ではなかった。そうして、次元獣を倒し終わると、格納庫に向かうクロウ。
「ふう、こ
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