嵐の前の休息
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が」
「そう見たいっスね、アクセルさん」
アラドは溜息しながらアクセルと共に、マリオンについて行くと、シミュレーター室に連れていかれた。
「それでは、アラド・バンカー、貴方にシミュレーターをしてもらうわ……どうしたの、早く乗りなさい」
シミュレーター室につくといきなりアラドに有無も言わさずにシミュレーターへ乗せる。
「ちょっと……ってうわ!?」
シミュレーターに乗せられるとアラド
「では、やってもらうわよ」
「あの、俺は何をすれば?」
アクセルは取り上げ自分もアラドと同じように、ヒリュウ改のメンバーとまだ顔を合わせただけだったので、会いに行って見ようかと思った所、マリオン博士に見つかり、アラドを出すからついてきなさいと言われただけであった。
「ああ……貴方は見てればいいわ……あの子と闘っているのなら、あの子の特性ぐらいわかるわよね……では、アラド・バンカー始めます」
アラドに与えられた機体はキョウスケが乗るアルトアイゼンであった。アルトアイゼンは絶対的な火力を以て正面突破を可能とする機体というコンセプトとしている。言わば強攻型のPTであるが、機体バランが悪く非常に繊細かつ大胆な操作技術が必要である。さらにはパイロットの安全性を全くと言っていいほど考慮していなく暴力的なGがかかるためブリットがシミュレーターだけで体調を崩したほどの機体である。
「これスっか?」
「ええ、では開始します」
マリオン博士がそう言うとシミュレーターが始まった。アラドの目の前にいるのは量産型ゲシュペンスト一機。アラドはまず、アルトアイゼンの加速性を知ってか知らずか量産型ゲシュペンストに突っ込んで行き、リボルビング・ステークをゲシュペンストに当て、破壊するとまた次のゲシュペンストに突進して言った。そして、他のゲシュペンストもビーム兵器で攻撃しているが、アルトアイゼンのビームコートでビーム兵器のダメージを軽減しながら、次のゲシュペンストにアラドはヒートホーンで貫いて抜けなくなってしまった。シミュレーターとはいえ、アルトアイゼンを完璧と言えないが使いこなしていた。
「いやー、このアルトアイゼン……俺好みの性能だ!」
嬉しそうにシミュレーターか出るアラド。
「……それじゃあ、貴方次よ……」
「俺!?」
アラドの戦闘を見ていると急にアクセルはマリオン博士から指名を受けた。
「ええ、貴方も色んなタイプを使いこなせるって聞いたわ……なら、お願いね」
「んまーいいかもしれないんだな、これが」
そういいアクセルもシミュレーターに入ると、今度はアクセルがアルトアイゼンに乗り込み、アラドはアルブレードに乗り込んでいた。
「それじゃあ、アラド……また俺に落とされるな、これが」
「うう……了解ッス」
そう言うと、アラドはまた、突進していくと、ア
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