黒い堕天使
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アクセルらはリクセント公国の城につくと、シャイン王女の働きぶりを見ていた。
「皆様、お久しぶりですね……どうやら、まだご挨拶もしたことのないかたもいますが。あと落ち着かず申し訳ございません……でも、夜会になれば自由な時間もあったりしちゃうので、ぜひご参加してくださいませ……じい、彼等を服飾室まで案内を」
「はい」
シャイン王女は忙しそうにしながら、執事のジョイス・ルダーラに後を任せ自分の仕事に再開した
「ルドール卿……服飾室と言うのは?」
「こちらでございます」
その後シャイン王女のご厚意によりジョイス・ルダーラからの世界中の老若のあらゆる服がそろっている服飾室へ案内された。
「いやー色々な服があるな、これが」
「ええー、どれにするか迷っちゃう!!」
このようにアクセルやエクセレンは多くの衣装を見ながらテンションを上げていた。
「では、皆様をコーディネートするのはリクセント公国服飾部です」
服飾室でメイドなどがアクセルたちに服装を
「アクセル様、こちらの服などがいかかがですか?」
「他にもこちらはいかがでしょうか?」
複数のメイドから服を進められてアクセルはご機嫌だった。
「いやーこんな可愛いメイドちゃんたちが服を選んでくれる感激なんだな、これが」
アクセルはメイドたちを口説きながら服を選んでいた。
「では、お嬢様……こちらはいかがでしょうか?」
エクセレンに対しメイドは派手なドレスを進めていた。
「あらん、お嬢様なんてー……これもいいわねー」
まんざらでもないのか、嬉しそうにしながら服を選んでいた。
「サイズはいかがでしょうか?」
「悪くはない」
口ではあまり言わないが上機嫌でタキシードに着替えているキョウスケ。
「ラトゥーニ様はこちらがお似合いになるかと」
「えっと……軍の服がありますので」
進められた服を見ながら、苦笑いをしながらやんわり断っていた
「ライディース様にはこちらの服装などはいかがでしょうか?名門のブランシュタイン の名に恥じない衣装だとおもうのですが?」
そう言うと執事のジョイス・ルダールが貴族の軍服を出してきた。
「いや、自分は軍の礼服がありますので……そもそも夜会と言う場は……」
「失礼しました……ライディース様……年甲斐もなくはしゃいでしまって……ですが、ご無理を承知でお願いします……本日の夜会はどうかご出席ください」
シャインは予知能力を持つ家系であり、本人も予知能力者である。 その王女が数日前から悪い予感に気に病んでいることをライに明かした。
「他にもお願いした方はいますが本日だけでもなんの衒いもなく方々と、とそう考えライディース様とラトゥーニ様を無理言ってお願いしたのであります」
「わかりました……では我々の本日の夜会で王女のそばにいます。
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