堕ちてきた異邦人
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自身に敵意はない。どうやら私たちがあずかることになるらしい」
「……まぁ、俺みたいな男を、軍がほっとく訳ないだろうしなー」
「検査は全て終わったのか?」
「もち……それにこれは、監視の役割もあるだろう?」
(こいつ、素人の考えじゃないな。軍にいた経験でもあるのか?)
「ほんじゃあ、まぁよろしくお願いしますわ、逆に記憶がないまま、ほうりだされてもどうしようもないんだな、これが」
「記憶ないわりに前向きだな」
「まぁ、飯の食い方もわかるし、服の着方もわかる。それに、不安になっても記憶が戻るわけじゃないでしょ」
「そこまで、忘れられも困るけどさ……」
「んま、よろしく頼むわ、リュウセイ」
「おう、あとでこの特機みせてくれよ!!」
「……」
「ん?だめか?」
「……いや、一瞬見せてはだめと思ったけど、なんか今は大丈夫なきがするんだな、これが」
そうやって、リュウセイと話しながら他のこの極東基地を案内された。
「……この特機のことを、どれくらいわかった?」
ヴィレッタは整備班にソウルゲインのことを、調べるように命令していた。
「はい、このマスタッシュマンは」
「マスタッシュマン?名前がわかったのか?」
「いえ、我々で名を決めました。そしてこのマスタッシュマンは全高41.2 m重量129.6 t
動力はどうやら電力のようです。パイロットの動きをそのまま機体にトレースさせるシステムで動いているようです。それでこの機体は妙なんです」
「妙とは?」
「ええ、我々が見たことがない技術があると思えば、我々が使っている技術の何段階前の技術を使っている所もありました」
「それは、妙だな……他におかしい所は?」
「いえ、以外は特に何も……あとは、彼の私物が」
そうして、ソウルゲインの中にあった写真が何枚かあり、それをヴィレッタに渡した
「わかった、他人のプライベートを見る趣味はないが、何かわかるかもしれん」
写真をみると、「アクセルさん救出パーティ」と書かれた垂れ幕と、民間人の子供、軍人らしき人物たち、金持ちそうな風雲児と執事、艦長みたいな服を着ながら男の子に抱き付いてる女の子と色々な人がいた。共通して言えるのは誰も見たことがない。民間人はともかく、軍人も誰一人見たことがなかった。そして、軍人らしき人物が着ている制服もヴィレッタは見たとこがなかった。他の写真もこのパーティの写真だった。だが、何故かデジャブを感じていた
「……わからない、彼らは誰なんだ?」
そう呟きながら、写真を見て呟いた。その写真をしまい、アクセルに渡すため彼のいる所に向かった。
「うまいな、ここの飯は」
そういいながら、ご飯を食べながら
「よく、食うなー」
「いやー、マジで腹減っていたからねーいやー、このままじゃ飢え死にだったから助かった、助か
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