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R-TYPE TACTICS 2 提督の裁量
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テスト章
大規模演習
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では主砲の実践砲撃だ。セカンダリFCU解除確認、射撃角無調整でそのまま発射!」

うわぁ…これぞ主砲、という感じですねぇ

「上方限定な分、火力も絶大だ。では今回の実践演習はこの辺で終わりにしよう。」

ありがとうございました。

「そういえばマンティス君、本部へ帰投する時に戦闘機の残骸を見なかったか?」

はい、周辺空域に敵艦隊が居るかどうかを警戒しながら帰投していたので。

「それに関する情報が先ほど我が艦隊の調査部より入ってな。
被弾していた戦闘機から極少程度ではあるがプラズマによる堆積荷電が見られたようだ。」

プラズマによる堆積荷電…?荷電粒子砲の類ですかね?

「いや、荷電粒子砲ならばもっと高濃度の堆積荷電が検出されるはずなんだ。それが違うとなると…」

まさか、波動砲ですか?

「うむ。貫通性能が高い波動砲ならばあるいはと考えたが…気のせいかな。」

そうですね…うわっ、何だこの振動は?

「分からん、外を見てこないと…」

おや、本部より緊急入電ですね。こちら太陽系主力連隊第十三番隊、どうされました本部

「緊急状態だ。今君達の居る二十六番演習場周辺を敵艦隊が占拠、どうやら連中は演習場内にある燃料が目的らしい。外部は敵の新兵器が強固に守っており他の連隊も手を焼いている状況だ。
敵に気づかれておらずかつ、強固な守りを内側から崩せる君達だけが頼りだ。任せたぞ、マンティス少将!」

これはまた面倒なことに…どうします、グラン少将

「まあ、戦闘するしかないだろう。上からのお達しじゃあな。
私はタイタンに乗艦しよう。君はサジタリウスを。」

了解です。お手数かけてすみませんグラン少将。

「まあこういうこともあるさ。で、作戦はどうする?」

少しお待ちください。今艦隊に緊急招集をかけています。







素早い集合をありがとう。まず簡潔に説明するがこの二十六番演習場の周囲を敵艦隊が占拠した。

彼らはどうやら僕たちに気づいていないらしく、この演習場にある補給施設で燃料を補給しているようだ。

虚を突くならば今しかないが、この敵艦隊迎撃作戦の要は僕たちだ。この第十三番隊が機能しなくなれば本部自体を制圧されてしまう。

「クソッ、グランゼーラの連中め…」

落ち着くんだフォルネウス1、これより敵艦隊迎撃作戦を開始する。

まず、各員にこれだけは伝えておく。扉の修理費用は僕が払うから君たちは何気兼ねなくぶっぱなしてくれ。

「提督、それはどういう…?」

まず作戦はこうだ。

最初にサジタリウスの艦首陽電子砲で兵器搬入口の扉をぶち抜く。この艦の艦首砲は相当の長射程を持つ。

故に相当数の敵機を巻き込めるし、味方にも合図に
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