フラヒヤ山脈へ
明星の英雄
フラヒヤ山脈道中@
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」
「分かった。」
「じゃあ、こっちの三人は俺と一緒の部屋で。残りはセージと一緒に隣の部屋で行こうか。」
「気をつけてよ?父さん酒飲んで寝ると危険なんだから。」
三人のハンターはぞっとした表情で階段を上っていった。
その後、各人荷車から降ろしてきた自分の荷物をそれぞれの部屋のスペースにおいてきたあと、
セージの意向で村を散策することになった。ちなみに食事と入浴もかねているとのことだ。
「さすがはユクモ村。いろんなハンターがいるし、いろんな食いもんもあるわ。」
セージと一緒の部屋のライトボウガン使いが早速買い食いを楽しんでいた。
ちなみにガイルは行きたくないとのことで部屋にこもっていたと太刀使いが言っていた。
それと、ガイル達のグループに居る他三人のハンターの自己紹介は追々著者が書くことでしょう。
「おっ、肉処『上手』だって。今晩はここにしようか。」
「いいですねえ。」
セージ達は店の戸を開け中へと入った。
「いらっしゃいませー!」
中は地元の住人や遠くからこの地にやってきたハンターでごった返していた。
「お客様は何名ですか?」
「えっと、四人で。」
「今あいにくカウンター席しか空いてませんが、よろしいですか?」
「皆、カウンターでいいかい?」
「俺達は構いませんよ。」
「じゃあ、カウンター席で。」
「かしこまりましたー、それでは七番カウンターへ四名様ご案内でーす!」
案内人が厨房へ伝えると、
「は〜い!!」
と元気な返事が返ってきた。
カウンター席に座った一同はメニューに目を通した。
「おー、さすが村が違えばメニューも違う。見たこともねえ料理ばっかだ。」
「じゃあ俺は厨房気まぐれセットで。」
「俺もそれにしようかなー。」
と、メニューを決めていた結果全員が厨房気まぐれセットになってしまった。
「メニューお決まりでしょうか?」
「ああ、はい。」
「当店はギルドカードを提示していただいたハンター様に、ご支援サービスとしまして
注文を三十秒でしていただくルールになっております。
もし、三十秒で成功した暁にはお客様のほしい物を五個ずつ進呈させていただきます。
お客様、ギルドカードはお持ちでしょうか?」
「ああ、はい。」
四人はギルドカードを提示した。
「確認いたしました。それではスタート!」
「厨房気まぐれセットで!」
四人一斉に言ったのでウェイターさんは困り顔だった。
「えと…、ご注文のほう確認させていただきます。
厨房気まぐれセット四つでよろしかったです…」
「ハイィ!!」
言い切る前に四人は返事をした。
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