第88話
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〜。」
麻生の言葉で全てを理解したのか、土御門は快く引き受けた。
電話を切って、落ちている札束を全部拾い、少女達に近づく。
麻生が彼女達を縛っている枷に干渉して鍵を外す。
そして彼女達に札束と何もない所から幾つもの服や下着を創り渡していく。
「とりあえず、これに着替えろ。
部屋と学籍は用意してやったから、後は自分で生きろ。
怪我が痛むならこの医者に電話しろ。
事情を話せば、無料で診察してくれる気前のいい医者だ。」
それだけ言って、麻生は部屋を出て行こうとする。
「あなたはだれ?」
少女達の一人が麻生に聞いた。
麻生は振り返らず答えた。
「ただの通りすがりの一般人Aだ。」
それだけ言って、部屋を出る。
海原から貰った携帯を開き、海原に電話をかける。
「こっちが当たりだ。
商人から記憶を探ってみたら、武器の数などが分かった。
あと、一人瀕死の奴がいるから回収でもしてくれ。
それと、土御門から連絡入っているな。
至急、部屋と学籍を用意と少女たち五人を保護してやってくれ。」
それだけ言って通話を切る。
そして、地下室を後にするのだった。
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