第36話 修学旅行−1日目− その1
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になるとほとんどの生徒が集まって来る。
5クラス153名と先生7名(担任5名、副担任2名)、教生1名の161名がホームを使うため、事前にJRと協議して、優先スペースを確保しているので、生徒達をクラスごとに分けて集め始める。
3−Aは8時の時点で全員集まっていた。
幽霊の相坂以外は全員出席だ。
6班はそのせいで4名となったが、4人と話した結果そのままと言うことになった。
というか、この班で班長の桜咲は木乃香のストーカー、エヴァと茶々丸主従は自由気ままに京都観光する気満々なので、残ったレイニーデイに聞くと、エヴァ達と一緒に行動するとのことで、エヴァに確認したら、「よかろう、ザジにも京都を満喫させてやろう」とか言っていたのでまかせることにした。
点呼を取って戻ろうとすると、宮崎から「あの〜、ネギ先生がまだ来てないみたいなんですけど〜」と声をかけられる。
迷子の放送が気になっているんだろう。
というか、佐々木と雪広がギャーギャーうるさい。
ま、別に隠すことでもないので、ネギが来ていない、連絡も来ていない、つまり絶賛迷子中だと言うことを話し、多分、修学旅行は休みだと言うことを告げる。
「「「「「ええーっ!」」」」」
うるさい。麻帆良じゃないんだ、もっと常識ある行動をしろよな。
ネギを探すため、直ぐに集合場所から離れようとする雪広達を捕まえて説教をする。
もちろん、駅のホームだろうが、直に正座だ。
実際のところ、教員の修学旅行の費用は学園から出ており、ぶっちゃけて言うなら、教育実習生にはその費用は当てはまらない。というか、修学旅行の時期に教育実習生がいることが想定されていないんだろう。なので、ただでさえ大変な麻帆良の生徒の引率に余計な仕事を増やしたくないので、ネギが参加しないのは先生方にとっては大歓迎だ。
しかもオレ達魔法先生にとっては、ネギは密書というカタチで親書を持っているので、二重に大歓迎だ。
中部魔術協会の魔術師としてはいささか残念ではあるがな。
説教も終え、新田先生のところへ報告に戻ると迷子の放送のおかげでネギの場所が判明する。
駅員室でペット持ち込みの件で延々と説教されていたようだ。
まぁ、注意された上で隠れて持ち込もうとしたんだ、そりゃぁ、怒られるわな。どうせ反省もしていないんだろうし。
責任者として新田先生が迎えに行くが、何故か一緒にオレも行くことになる。
事情を聞くとまんま予想通りだ。予想通り過ぎて頭が痛い。
新田先生が頭を下げてお詫びしている間に学園長に連絡をする。
「学園長、ネギが見つかりました。今、新田先生が頭を下げてお詫びしてます」
「ひょっ。な、何があったんじゃ?」
「ネギが
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