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IS 〈インフィニット・ストラトス〉×トリコ 食を探求する夏の毒!
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「俺が何時納得した、俺はあの時、副会長にいっておくとかいってないぞ。そっちが勝手にそう取っただけだ」

モニカは必死に言葉を探してなんとか箒を庇おうとしているような印象がある。篠ノ之 束の妹という事で箒を庇おうとしているのだろうか、一夏はその態度が気に入らなかった。

「それはなにか?アンタはこいつの行動の延長線上にあることが起きても黙認するという事か?」
「そ、それは...」
「もしも今回、俺が落ちた場合福音は市街地などに進行して民間人に被害を与えるという事もありえた筈だ、それも黙認するというのか」
「…さすがにそれは…ですがそれはただの仮定の話で!!」
「そうだな仮定だ、だがその辺まで考えておく必要があるんじゃねぇのか?ああん!?」

モニカは口を閉じて、苛立ちからか内心で『篠ノ之 束の恥さらしの無能者』と軽蔑する。

「…一夏君どうする?これから休養をとることも出来るんだよ?これだけの事だったから僕達(IGO)も黙ってはいないよ。暫くは休養を取った方が良いよ」
「いやでも…俺、皆にディナーを作ってあげるって約束しちゃったから…せめてそれを作ってから…」

一夏は旅館の方を向いて歩きだそうとするが優奈をそれを止めた。身体に傷などを多く付けながらも約束を守ろうとする一夏の考え方は立派だが、一夏は怪我をしている身。そんな状態での料理は許す事など出来ない。

「退いてくれ優奈姉...約束は絶対に守る...それが、ゼブラさんとの誓いだ...!」
「全く少しは自分の身体を大事にしてよね。まっ、そういうところにも惚れたんだけどね。大丈夫だよ、旅館の皆さんには私の方でしっかり説明しておくから、休養してから学園で約束を果しなさい」

優奈はそういって微笑んだ、女神(ヴィーナス)に恥じない美しくも綺麗な笑みだ。一夏はその笑みを見たら、気持ちが段々と安らかになっていき眠気に身を任せて没した。そんな一夏をココがおんぶする。

「それじゃ一夏君は僕に任せて優奈ちゃんは旅館の子達への説明をお願いしてもいいかな?」
「うん任されたよIGO副会長」
「任せたよIGO会長補佐」

っという言葉のやり取りの後にココは一夏を車に乗せて去って行き、優奈は箒と操縦者を抱えて旅館へと戻って、そこで説明をした。そこで、ぽろっと(ワザと)箒の失態を漏らしてしまって専用機持ちを含む一夏に好意的な生徒が大激怒、漸く目覚めた箒と大喧嘩へと発展。その喧嘩は山田先生の必死の仲裁により解決したが、それから箒への陰口が余計酷くなっていき、箒への嫌がらせが発生した事をここに記しておこう。

(内容としては机に悪戯書き、上履きの行方不明、プリント、教科書などの紛失)


「すぅすぅ・・・」
「それにしてもよく寝てますねご主人様?」
「まああれだけの
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