#プロローグ
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ビームライフルの威力を大きく上回る。
「ふっ」
1.5ガンダムは背中の翼を広げると、緑の燐光を引いて飛び立った。
「GNキャノン、目標を駆逐する」
平坦な声が呟くと同時に、両肩のビームキャノンが一斉にビームを放つ。
ティエレンはなすすべもなく吹き飛んで行った。
「第四小隊、第五小隊、反応途絶しました……」
「ば、馬鹿な……」
「追撃機は出てこないか……ガンダムの存在に気付いていないな?ならば一瞬で終わらせてやる」
1.5ガンダムの背中の翼が、前面に展開する。
「アルヴァアロン砲、発射準備。チャージ開始」
アルヴァアロン砲に赤い輝きが蓄積されていく。バチバチと火花が飛び始めた。
「発射まで残り5セカンド。3、2、1、アルヴァアロン砲、発射」
ズビュア―――――――――――――………
光の残光を引きながら、真紅の巨砲が発射される。人革連南ウクライナ司令部は、一瞬にして消滅、内部にいた司令部員たちは何が起こったのかわからないままに蒸発した。
「ふう……こんなものか。全く。歯ごたえがないな」
1.5ガンダムのコクピット。パイロットの青年が、薄緑色のヘルメットを脱ぎ払う。
鮮やかなグリーンの髪、切れ長の目。女性かと見まがう美貌を兼ね備えた顔には、野望を感じさせる強暴な笑み。
「人類よ。紛争はガンダムが根絶する」
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