暁 〜小説投稿サイト〜
とある碧空の暴風族(ストームライダー)
時宮遭遇
Trick46_は〜い☆ ニシオリ君☆
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な」 ・・・信乃“様”の!」

「言い直し方がムカつきます。昼ごはん取り上げていいですか?」

「ごめん! ちゃんと言います! だから許して!」

「相変わらず信乃さんのご飯となるのお姉様は取り乱しますのね。
 気持ちは痛いほどわかりますが。

 ん〜、おいしいですわ」

「で、信乃さんの家に泊ることになった時にご飯を御馳走して貰ったの。
 分かった? 湾内さん、泡浮さん、婚后さん」

「み、御坂様!? 男性のお部屋にお泊りをされたのですか!?」

「「は、破廉恥ですわ!!」」

「3人とも落ち着いてください。

 信じるかどうかはお任せしますが、私は御坂さんも白井さんも
 そういった対象として見ていません。何もありませんでしたよ。

 ほら、1ヵ月ほど前の大雨を覚えていますか?
 2人は雨に影響で学生寮に帰ることができなかったのです。

 それで仕方なく私の家に泊ることになりました。
 もちろん寮監の方にも許可をもらってます。」

「そ、そうだったのですか」

「勘違いして申し訳ありません」

素直に謝るのは湾内と泡浮。

「例え仕方がない状況だったとしても、結婚もしていない男女が
 同じ部屋に寝泊まりするなんてことはあまり良くありませんのよ」

扇で顔を隠しているが、耳が赤くなっているのが見える婚后。
どうやら後輩2人よりも、更に大人な状況を想像していたらしい。

「心配いらないわよ、婚后さん。

 信乃にーちゃんはそういった事は安心できるし」

「そうですの、風紀委員(ジャッジメント)にも所属していますし問題なんて起こしませんわ」

「ま、まぁお二人がそうおっしゃるのでしたら・・・」

「信じてもらえたようで何よりです」

「あ、信乃にーちゃん。

 そういえば、“アレ”の後始末はどうなったの?」

「普通に報告しようと考えていたんですけど、無関係な人が3人もいる
 この場では言う事ができませんよ」

「あ、そっか」

納得する御坂。

そして信乃と御坂の視線は白井へと向く。
無関係な3人を連れてきた原因、白井は眼を泳がせた。

「もしかしてアレとは、1ヵ月前の事件のことかしら?」

濁した言葉に勘づいたのは婚后光子。
普段の彼女は勘のいい方ではないが、今回はその勘がうまく働いたようだ。

「事件のことでしたら、わたくしも知る義務がありますわ。

 何と言っても! 常盤台のエースとなる存在ですから!!」

「(ボソ)つまり現時点ではエースではない自覚があるんですね」

「何か言いまして、西折さん?」

「別にただの戯言です。気にしないでください。

 それよりも、不思議に思ったんですが婚后さんは
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