暁 〜小説投稿サイト〜
とある碧空の暴風族(ストームライダー)
時宮遭遇
Trick46_は〜い☆ ニシオリ君☆
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だからゴミ屑(人畜)の暴挙を唆した意味が解らない。
学校一つぐらいなら速やかに消す事も出来るはずだ。


不明な点が多すぎる。

本当に何を考えているか分からない、ハラザキ



「ま、あいつについて考えてもしかたないか。

 理由なき狂学者(マッドサイエンティスト) ハラザキだからな」


ここで信乃は考えるのを放棄した。

考えるのやめたタイミングで突然、屋上の扉が勢い良く開かれた。

「たのもー!」

元気な声とともに妹が乱入してきたのだった。





「ん〜・・おいしいのはおいしいけど、いつもと比べるとね・・・

 手抜きなの、今日の料理?」

多少ではあるが、不満げな顔をしながらサンドイッチを食べる御坂。

サンドイッチは信乃が作って持ってきた昼食。
御坂との約束で作った料理だ。

「逆に聞き返します。午後から授業がある状態でお腹いっぱい食べて
 単純な頭を持っている御坂さんが睡魔に襲われないと思いますか?」

「まぁ、確かに自信はないけど。って何気に単純頭って馬鹿にしてるよね?」

「わたくしとしては助かってますの。

 お泊り会と同じように暴食(ぼうそう)しては堪りませんもの」

「あの、白井さん! 西折様の手料理を食べた事があるんですか!?」

「はい、一度ですが。

 ですが湾内さん、信乃さんの本気料理を食べるには覚悟が必要ですの。
 女のプライドを捨てる覚悟が」

「あら、わたくしの舌を満足させられますのかしら?
 こんなサンドイッチ、せいぜいうちの専属シェフと同じ程度ですのよ」

「あの、婚后さん。それは誉め言葉ではないのでしょうか・・・・」

「わ、私は素直においしいと思います」

「湾内さん、ありがとうございます。

 泡浮さんも婚后さんのフォローをしなくてもいいですよ。
 また料理に文句を言うようでしたら、食材の大切さを説教しますから」

「ひぃ!?」

「いや、冗談ですからそこまで恐がらなくても・・・」

事件解決に関わり、信乃から報告を聞くために来た2人、御坂と白井。

白井が信乃に会いに行くと聞きつけてついてきた湾内。
湾内の友人として一緒に来た泡浮。

そしてなぜいるの全く理由のわからない婚后。

信乃を合わせて6人。
信乃お手製サンドイッチ(本気じゃないバージョン)を仲良く食べていた。

御坂と白井以外の3人が来たのは信乃としては意味不明だが、
3人の性格を考えると無理に追い返すのは諦めた。

幸い、サンドイッチは御坂の暴食を考慮して合計7人前を作ってある。
信乃は黙って料理を5人に勧め、事件報告は後回しにした。

「信乃にーちゃ「にーちゃん言う
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