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IS 〈インフィニット・ストラトス〉×トリコ 食を探求する夏の毒!
暴走
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データの開示を希望したんだろう」
「いやだってスペックが予想の遥か下だったもんで」

サラっととんでもない事をいう一夏、そこまで期待していたのか酷く落胆しているのが目に見えている。

「ああもうやる気失せたわ」

一夏は壁に寄りかかって煙草を吸う事に集中する

「ちょっと待った〜(^^)そんな皆にいいアイデアを授けちゃいま〜す!」

のんびりとした声とともに、天井の一部が開閉し、そこから篠ノ之 束が顔を出した。束は天井から降り、千冬に近づく

「ねぇねぇち〜ちゃん、私の頭にいい考えがナウプリンテイング〜」
「出ていけ・・・」
「聞いて聞いて〜ここは断然、紅椿の出番なんだよ〜!」
「何?」

束は紅椿のスペックを語りだした。その話を聞いた一夏は頭を抱えた。またこいつは世界のバランスを崩しかねないとんでもない物を作りやがったと、顔にそう書かれている様だった。

「それが本当なら、篠ノ之さんを作戦に組み込むのが良いのではないでしょうか?」

そういったのはモニカだった。束が語ったのは紅椿が現存するISを完全に凌駕している性能とそのISに使われている技術の高さ、それだけ高性能機であるならば無事作戦を遂行するだろうと思った、だが、モニカは束が作ったISならば絶対大丈夫だと信じきっていた。それが、自分の座右の銘『強者には力を、愚者と弱者に力は無用』に矛盾しているとも知らずに。モニカとて箒の実力が高いとはいえないのは知っているはず、それほど箒を信頼しているのか、それとも束の妹なのだから大丈夫だと思っているのか。

「それでは、龍神と篠ノ之でタッグを組み、出撃だ」
「え〜・・・なんなら俺一人で行かせてくれよ・・・これと一緒とか不安と不満しかないんですけど」
「命令だ」
「はぁぁ〜・・・IGOの重役に命令ね、まっこの事は副会長には言っとくからな」

そういって一夏は凄く不満そうに箒とともに部屋から出て行った。その一夏の背中を凝視している二人が居た。束とモニカだった

「(超獣龍・・・それがいっくんのIS、でもあのISは異常すぎる。何回かアクセスしようとしたけど獣みたいな奴らに止められた・・・。でも戦闘中なら行けるかな?)」
「(龍神 一夏と篠ノ之 箒、篠ノ之さんは少し不安ですがあの、束博士がお作りになられたISならば問題ないでしょう)」
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