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みなかたパッチン
みなかたパッチン
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[9] 最初
んたたち室内でエペはやめなさい。
  もう」

○南方舗道・事務所
  (M 槇原敬之ムゲンノカナタヘ〜To   
  infinity and beyond)
  入り口の戸が開く。
入り口を向く、坂田、相原、郡司、なつ 
み、南方。
水元「おはようございます」
坂田「うるせえな。元気の押し売りはご遠慮
くださいっておもてに書いてるだろ」
  水元が坂田に噛み付く様子。
N水元「あれから二ヶ月、季節は秋。うちの
社長、吾川さんは釈放された。菜波は吾
我から誰かださないと警察のプライドが
丸潰れだと言われ、あの談合は全て楫の
仕組んだことにして元鞘におさめた。結
局、菜波のダメージは楫を失った事と南
方舗道に新品のフィニッシャー寄贈した
ことだけだった」
なつみ「水元。光春町長またのってるよ」
水元「お前。かなり年下だろ敬語使え。お前
でぬくぞ」
じゃれ合う水元となつみ。
N水元「あっそうだ。ピカが町長になった。
楫の擁立した候補に僅差で勝利し見事、
町長になった。強欲な菜波を嫌う反菜波
層を取り込んだのが大きな勝因である。
しかし、公共事業の面では菜波の協力な
しでは町の運営ができないので菜波は依
然としてこの街における影響力は大き 
い」
なつみ「うるせえ。バイト」
なつみが朝刊を水元にぶつける。
南方「水元、お前今月でクビね」
水元「なんで」
坂田「お前10月末で契約終了だろ。それに
冬になったら雪かきだけだから大特もっ
てないとだめなんだよ」
水元「いいですよ。退職金代わりでフィニッ
シャー持ってきますから。なっちゃん。
鍵」
なつみ「ちょつとまって。やるかばか」
相原「大特とればいい話だろ」
水元「あっそうか」
郡司「その前におまえ免許あんの?」
水元「ありません」
坂田「アウト」
南方「しょうがねえ。春までな」
水元「正社にしろ」


                (おわり)
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