暁 〜小説投稿サイト〜
みなかたパッチン
みなかたパッチン
[22/23]

[1] [9] 最後 最初
を水元の顔
に近づける。
男子校生「1、1」
水元「うー」
水元が叫んだ。

○アーケード・出口(夕)
 顔を下に向け何かつぶやく菜波。
彼方「なに聞こえないよ」
  依然、その状態の菜波。
菜波「民主が道路事業をほとんど凍結した時、
誰がカネ出したと思う、町か? 道か? 
国会議員か? 俺だぞ」
顔を上げる菜波。
菜波「この街を守ってるの俺だ。お前らは黙
って俺の歯車やってればいいんだ」
とアーケード中に響く。
女子高生「1、1、うー繋がらないよ」
水元「1、1、うーぴーごーるどばーぐは
  どうだろう」
という声が聞こえ
菜波は膝から崩れ落ちる。

○アーケード・入り口(夜)
YOSAKOIソーランの練習をする踊
り子達。
  (M 平岸天神 心踊り体衝き動かす)
踊り子達にかまわず車をバックさせる菜 
波。
  通行止め看板を慌ててどかす宗像。

○ちきんはーつ(夜)
  トイレ入り口。
  トイレ戸が開く。
彼方「あー。ケツがいたい。きれじかな」
とカウンター席に向かってくる。
カウンター席に座る水元、木戸、光春。
水元「お前。ウォシュレット毎回使うのか?」
水元と木戸の間に席に腰掛ける彼方。
彼方「まあな」
  おしぼりを差し出す麻奈。
水元「お前。それやばいよ。ケツの表面の菌
が死んでケツがキレやすくなるんだって
よ」
彼方「まじか」
  木戸が手を叩く。
木戸「はい。その話終わり」
カウンターテーブルにはジョッキに入っ
た。緑の液体。
南方「みなさん。ご準備ください。音頭はピ
カ。リーダーは車にぶつかって寝てただ
けだから」
水元「おい」
女子高生「1、1うーぴーごーるどばーぐ何 
度やってもつながりません」
イス席の方から聞こえてきた。
水元「じゃ。うーぴーごーるどばーぐで」
女子高生「変なおばさんの顔でてきましたよ」
と水元のもとにスマートフォンの画面を
見せにくる。
水元「だれだよ。それ。あっちいけ」
  女子高生がイス席に戻る。 
光春「ジョッキ持ったかな」
  ジョッッキを持つ四人。
木戸「これ色おかしくね」
彼方「もずくとの融合だ。いがみ合いはよく
ないっていう水野さんのお告げでついに
実現したんだよ」
光春「まあ今回はいろいろとあったけど結果
 オーライですね。じゃあ。天使にラブソン
 グを」
  ジョッキをぶつけ合う四人。
ジョッキに口をつけ凄い勢いで液体を飲
み干す四人。
水元「アメフトのメット、木魚の棒で叩いて
  たおばさんか。すっきりした」
木戸「あれ、うまいかも。水野は天使だった
か」
彼方「オー。イッツミズノマジック」
光春「まだ、すこぶるマズイよ」
麻奈「あ
[1] [9] 最後 最初


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ