第四話「白髪の兵士」
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ら、骨が砕ける音が響いた。
それだけに留まらず、武器を使わない左フックで、感染者の首が普通
ではあり得ない方向に曲がる。
とてもじゃないが、人間とは思えない強さだった。
「あんた随分強いんだな」
ビルのエントランスホールを抜け出し、しばらくしてオルテガが
口を開く。
「俺もそこそこだし、フィンもかなり強いけど……あんたには勝てないな」
その言葉に、白髪の青年は独り言のように呟く。
「…………その方がいい。」
その言葉の意味は理解できなかった。
「あんた、名前なんていうんだ?」
「……………ブランク。」
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