暁 〜小説投稿サイト〜
とある碧空の暴風族(ストームライダー)
幕間
Trick@03-2_俺の工場(ファクトリー)に
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そして一口目、3人のプライドは粉砕した。


ショックのまま無意識に2杯目に箸を進めた


自意識が戻ったときには3杯目を平らげた自分に気づいた。


そして再びショックを受けた、食べた量の多さに。
年頃の女の子にとっては食事量(カロリー)は大きな問題であった。


「あ、カロリーなら気にしなくていいぞ。
 低カロリー且つ栄養バランス考えたメニューだから。
 もちろんお米も特殊ブレンドで炭水化物も抑えてある」

(((お、お嫁さんに欲しい!!)))

と思いながら4杯目に進んだ。




結局5杯のご飯を食べ終えた3人。もう動けないと言った体勢で
満腹感に酔いしれていた。

そんな3人を残して御坂、美雪、信乃の3人は後片付けをしていた。
ちなみに御坂は何気なしに8杯完食、ぶっちぎりのトップだった。

「おいしかった〜で〜す〜」

「ごちそうさまですわ。満足させていただきましたの」

「幸せ・・・・将来は主夫かな・・・ふふふ、私が稼がなきゃ」

「佐天さん、何を呟いているんですか?」

「ふふふ・・・」

「不気味です佐天さん! 戻ってきて下さい!!」

「はっ! 今の信乃さん聞いていた!?」

「? 信乃さんなら台所で食器を洗ってますけど・・・・」

「た、助かった」

「?」

「どうかした、佐天さん?」

「信乃さん!? なんでもないですなんでも!!」

丁度手を拭きながら台所から戻ってきた信乃に佐天は大きな声を出して否定した。

「それにしても良く食べましたね、4人とも。特に琴ちゃん」

「いやね〜、お箸が止まんなくって」

「料理人、冥利に尽きるってことにしてやるよ。

 それじゃ、俺は隣の部屋に行くよ。5人でパジャマパーティー楽しんでね」

「ん? 隣って?」

「寮の隣の部屋。俺、二部屋借りているんだ」

「豪勢ですわね。なぜわざわざそんなことをしてますの?」

「行ってみればわかるよ♪」

「ん〜、本当は見せたくないけど・・・いっか。

 案内しましょう、俺の工場(ファクトリー)に」






「すごい・・・・」

「・・・なにこれ」

「ここって今までいた部屋と同じ作りのはずでよね。雰囲気が全然違います」

初春同様、初めて見た4人は感嘆した。

部屋の隅々まで置かれているのは無数の工具と金属加工機器。

そして作業机の上にはまだ組み上がっていない機械 。

「A・T(エア・トレック)・・・・信乃さんが改造しているのは知っていたけど、
 ここまでの道具が必要だなんて大変ですね」

「改造どころか丸ごと作れそうですね」

「つくってるよ
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