最終試験×ト×お茶会
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バーをあげると喜んだ。それからは料理談義でメンチとブハラ、ボクとシュテル先生で盛り上がる。イルミは読書している。
「というか、君達……ちょっとは試合をみようよ」
ヒソカから常識人の言葉を聞いて、驚きつつゴンとハンゾーの試合を見る。それは見るものなどない、ただの獣と狩人の戦いだ。
ゴンは圧倒的な身体能力でハンゾーの上を行き、ハンゾーは技術でゴンの上をいっている。
「どっちが勝つかな?」
「ゴンよ。だんだんハンゾーの技術に追いついているわ」
「そうですね。正に獣ですね」
メンチとシュテル先生の評価はただしい。その証拠にハンゾーは起死回生の1?を放った。それは腕に取り付けた剣だ。それで攻撃してきたゴンの腕を横から叩き切った。だが、ゴンはそれすら無視してハンゾーの身体に全力の1?を叩き込んで、ハンゾーを吹き飛ばした。
「「「ゴンっ!!!」」」
キルア達が声を張り上げた。でも、こっちは冷静だ。
「予想よりハンゾーが強かったかな」
「そうね」
ハンゾーも血を吐きながら立ち上がるが、その身体はボロボロだ。
「おい、降参しろ。そのままだと出血多量で死ぬぞ」
「ヤダ。それまでにもう一撃入れればいい!」
「ちっ」
ハンゾーは残ったメンツを見て、何かを考え出した。
「降参する」
「勝者、ゴン選手!」
ゴンが何かを叫んでいるが、ボクは無視して席かた立ち上がってゴンに近づく。そして、手刀で眠らせる。それと同時に旅団から奪った念糸で止血を行う。
「おい」
「はいはい、治療しますよ、っと。ハンゾー、君はこれでも飲んでなさい。それで傷が治るから」
「お、おう……」
ボクはハンゾーにALO印のポーションを渡して、切り落とされた腕を回収する。
「ゴンは大丈夫か!」
レオリオ達が駆けつけて来るが、問題無いと教えてあげる。それと、クラピカはヒソカと一緒に呼ばれて試合が始まった。
「レオリオ、ゴンの腕を持っていて。それと、よく見ておくんだよ。念ではこんな事も出来る」
レオリオに腕を渡して、服を剥ぎ取って傷口を露出させる。そこに針と念糸で縫い合わせていく。
「ん。これで最後はドッキリテクスチャーとバンジーガムで終わり」
綺麗に腕を修復してやった。
「すげぇええええ……俺にもできるのかよ……」
「出来る。でも、念は人それぞれだから、レオリオ次第だよ」
「わかった。頑張ってみるぜ!」
「これって、親父達も使ってるんだよな……俺にも出来るのか……悪戯し放題じゃん」
猫目になって楽しそう言うキルアにボクはちょっと呆れてしまう。ちなみにヒソカとクラピカの試合はヒソカがクラピカに蜘蛛について知って
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