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とある碧空の暴風族(ストームライダー)
幕間
Trick@03-1_ツンデレ!!
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ね!」

「いえいえ、それと信乃にーちゃん言うなバカ妹」

「あのー、盛り上がっているところ悪いのですが、信乃さんに少し質問がありますの」

後ろの席から白井が、恐る恐ると言った感じで声を出した。

「なんですか?」

「あのですね、信乃さんは高校1年生で間違いありませんのよね?」

「はい。それがどうかしましたか?」

「ということは15、または16歳・・・なぜ車を運転してますの?」

「「「あ!」」」

他の3人も気付いたように声を上げた。通常、車の免許は18歳からしか取れない。

「さて、何故でしょう? おっと!」

信乃の操作で車が揺れた。4人をからかうためにわざと大きめにハンドルを切って。

「ちょ! 信乃さん無免許運転はだめですって! まずいですよ!」

「あわわわわ! 私まだ死にたくない! 死にたくないです! 助けて佐天さん!」

「信乃さん! 早く車をお停めになってください! 今ならまだ罪が軽いですわ!!」

「信乃にーちゃんなら・・・・無免許運転ぐらいやりそうだな」

「ははははは!」

4人の反応に満足して信乃が笑った。

「信乃さん笑っている場合じゃ「大丈夫ですよ」 へ?」

白井の言葉を信乃は笑いを堪えながら遮った。

「一応、免許は持っています。

 世界は広いですね。12歳からでも免許を持てるんですよ」

「・・・・本当に持ってますの?」

国際運転免許許可書(ナショナルドライバーライセンス)を持ってますよ。

 この免許、かなり優れものですごいですよ。大型の車だけでなく
 船や飛行機の免許も兼ねていますよ」

「イヤイヤイヤ、そんな免許あるはずがありませんの」

「信乃にーちゃんなら・・・・それぐらい持っていそうだな」

「お姉様、いくら信乃さんをお慕いしているからといっても
 少し信じすぎではありませんの?」

「黒子、私は信乃にーちゃんを信じているんじゃなくて
 信乃にーちゃんのブッ飛んだ考えと行動力を見ているから
 納得しているのよ」

「あ、それわかります。私も信乃さんならそんな免許持っていそうだなって
 思ったんですよ。御坂さんと同じ理由です」

「佐天さんもですの?」

「少し気になって調べてみたんですけど、実際にそんな免許あるみたいですよ」

と、先程の天気予報と同じく手元のデバイスを除きながら初春が言った。

「本当ですの?」

「はい。

 ただ、免許を取るにはかなり厳しい基準をクリアしないといけないみたいです。

 あの有名な人材派遣会社 ASEの運転手ぐらいじゃないと貰えないみたいですよ」

「あ! 私知ってる! 1年前ぐらいにロサンゼルスで警察相手
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