暁 〜小説投稿サイト〜
名選手だったが
第四章
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
合った。
「もう三山さんもいないしな」
「ああ、原君と仲の悪いあの人もな」
「あの人も大人しくなったしな、オーナーでなくなって」
「それならだな」
「原君に戻ってもらうか」
 原辰徳復活論が出て来たのだ、それは即ち。
「堀内君はもう一年残ってるけれどな」
「辞めてもらうか」
「もう精神的に限界だろうしな」
「今年で終わりだな」
 こう話してだった。
 原の復活論が出て来ていた、それを聞いて堀内は余計に苛立った。 
 しかし苛立つだけでは勝てない、巨人は無様な敗北を続け。
 遂にその目の前で阪神の優勝を見た、堀内はこの時こう漏らした。
「終わったよ、何もかも」
「・・・・・・・・・」
 誰も彼に何も言わなかった、そして。
 堀内はこのシーズンで巨人の監督を辞任した、このことについて。
 巨人ファン達はほっと胸を撫で下ろしてこう言い合った。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ