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IS 〈インフィニット・ストラトス〉×トリコ 食を探求する夏の毒!
会長来訪の理由
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る癖してなんも対価を払おうとしない。今、上層部でも報復でもしてやろうかな〜って議論してるんだ」

サラッととんでもないことを口走る龍人、その事を聞いたモニカには動揺が走る。

「誰にさせるつもりなんだよ?俺でもいいぜ?」
「いいや樹炎にでもやらせようかなって」
「おいおい、フィンランドの主要都市が崩壊するぜ・・・IGOでもトップ5に入るぐらいの危険人物だろあの人・・・」
「お前がいうなマグマダイバー」
「ぐはっ!!」

ちょっと楽しそうな会話をしている龍人と一夏だが、モニカにとっては気が気ではないだろう。ここで下手な対応をすれば祖国がどんな目にあうのか解らないのだから。

「んで俺に何か用か?」
「いえ・・・滅多に会える所か表舞台に出る時でさえ代理人を出すだけのIGO会長の顔を見て見たかったっという理由では不十分ですか?」
「ああ不十分だ」

龍人はばっさりとモニカの理由を切り捨てた。

「お前はマナーってものを知らないのか?それと知ってるのか?好奇心は」
「っ!!?」
「自分を地獄へと誘う招待状だってな」

気付くと、自分は命をこの男に握られていると解った。この男なら今すぐにでも自分を殺す事が出来る。それに、この男なら自分から襲ってきたっという事にすれば何の罰も与えられないだろう。そこまでの力を持った男、龍神 龍人。モニカはカリスマ性溢れる龍人の威圧するような言葉に汗をたらしながら立ち去った。

「んで本題は?」
「ああ、兎が来る。これを警告しに来た」
「兎・・・?」
「ああ、厄介な糞兎だ。殺すも生かすも好きにしろ」

そういって龍人は去って行く。一夏は龍人兄にいわれた言葉がどういうことなのかと考えるが、解らなかった。

「どういう事なんだ兎・・・まさか、篠ノ之 束?」




「いっくんまだかな〜?」
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