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魔法少女リリカルなのはStrikerS-King Seong clone of another-
ヴィヴィオ
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然である。

「ほ、ほんなら保護者は聖君で、後見人はなのはちゃんとフェイトちゃんてことでええかな?」

「もうどうにでもしてくれ……」

 聖は半ば投げやりにはやてに答えた。

 その後はこれからの会議などをして、聖王教会に到着した。

 ただ、ヘリの中でなのはとフェイトが小さくガッツポーズをしていたのは言うまでもない。




 聖王教会のカリムの部屋に到着した四人だが、聖はそこで苦虫を噛み潰したような顔をした。それもそのはず、カリムの部屋にいたのは何を隠そう、聖の六課入りを促したクロノだったのだ。

「げ、クロノさん」

「こういった場では提督とつけてほしいものだがな聖」

 紅茶を飲みながら優雅に答えるクロノに聖はげんなりとすると、はやてに軽く耳打ちした。

「ちょっと俺屋上に行くわ。話はお前らだけで聞いといてくれ」

「え?」

「じゃあ頼んだぜー」

「ちょ!? 聖君!!」

 はやての了承を得ずに、聖はスタコラとその場から逃げおおせた。

「まったく……逃げ足の速い」

「まぁ彼は前からあんな調子だ。気にしなくてもいいだろうさ」

 はやては顔をしかめたまま椅子に座り、フェイトとなのはも苦笑いを浮かべながら席についた。カリムも微妙な表情だったものの、あまり気にはしていないらしい。

「では彼にはあとではやてが連絡してくれるということで……でははじめましょうか」

 そして四人の会議が始まった。




 屋上のヘリポートにやってきた聖は整備中のヴァイスと駄弁っていた。

「にしてもいいのかよ。こんなところで油売ってて、あーちょっとスパナ取ってくれ」

「俺今あんましクロノ提督と顔合わせたくねーの。ホレ」

 ヴァイスにスパナを渡しながら聖が答える。

「そりゃまた何でだよ? 元上司だろ?」

「あの人真面目そうに見えてたまに天然入ってんだよ。そこが苦手なわけだ」

「ほー、そりゃまら難儀なこって」

 ヴァイスは面白そうに笑っていた。

 その後、会議が終わるまで聖はヴァイスと駄弁っていた。




 そして夜、聖とフェイトになのはが部屋に戻るとヴィヴィオが聖に駆け寄って来た。聖はそれをかがんで抱き上げるとヴィヴィオに聞いた。

「いい子にしてたか? ヴィヴィオ」

「うん」

 聖が聞くとヴィヴィオは聖に抱きついた。

「おっと」

「おかえりなさい聖さん」

「ヴィヴィオいい子にしててくれましたよ」

「そっか、サンキューなエリオ、キャロ」

 ヴィヴィオの相手を頼んでいたエリオとキャロに礼を言う。エリオとキャロは軽く会釈をし聖の部屋を後にした。

 そして聖はヴィヴィオを一
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