暁 〜小説投稿サイト〜
IS 〈インフィニット・ストラトス〉×トリコ 食を探求する夏の毒!
楽しめ臨海学校! 会長来襲!!
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


「どうしたの龍神君?荷物落ちたよ?」
「ああわかってる、でもそんな事に構ってる暇はないんだ。少しでも気を抜いたら・・・俺は終わる」
「終わ・・・る?」
「どういう事ですの一夏さん?」

セシリアが一夏の肩に手を置こうした時、一夏はセシリアをソファのある方向に突き飛ばしながら武道の方の様なものをとった。次の瞬間!

「激竜拳!!」

っという声と共に、一夏へ澄み切った青空のような色をしたエネルギーの激流が渦巻きながら双頭竜の形を作りながら向かってきていた。それを見た女子達は驚きながら動けなくなる。一夏はすぐさま右腕を撫でるように左手を滑らせて、右腕をマグマ以上の炎へと変化させる。周囲へ熱の影響が及ばないように配慮もされている。

「俺の心と魂が熱く滾る!貴様を燃やし尽くせと唸りを上げる!豪熱!!ブレイズアグニクラッシャァァァアアアアアアアア!!!」

そのままGTロボを一撃で葬った一夏の奥義の一つが竜と激突した。マグマをも超える炎と竜、この二つの激突は直ぐに決着した。

「ぬぅぅぅぅうううっ!!うぉぉぉおおお!!!」

一夏は苦しげな声を漏らしながら、腕を大きく下へ振り下ろして竜を相殺した。が、目に見えて疲弊していた。大きく息を乱しており、汗を滝のように流していた。右腕の炎の大半は消えうせており、残っている炎も先程のような勢いも無く、消えかけの焚き火の様になっている。一夏は大きく空気を吸い込んで酸素を確保して右腕に力を入れなおすと、右腕は再び激しく燃え上がり始める。

「ったく、いきなり激竜拳マジ殺しにかかってんじゃねぇよ。無駄に力入れやがって、なんのつもりだよ、しかも風の鎧でステルスまでかけやがって」
「いや〜悪い悪い、どうしても試したくなってな。炎を覇する龍の力を甦らせた実力をよ」

突如響き渡る男の声、一夏は右腕の炎を消して前へと出る。一夏の進行線上に風が渦巻いている部分があった。風は一瞬で四散し、風で姿を隠していたもの姿を表した。

「やっぱりか・・・。おい好い加減にしろよ糞兄貴、アンタの激竜拳はどれだけの威力があるのかは一番理解出来てるだろ」
「あっはっは、でも力を試すにはこれが一番だからな!」

姿を現したのはIGONEOの会長にして一夏の兄、龍神 龍人、その側近、アリト・ブロンデーだった。

「つ〜かアリトさん、なんで一緒に居たのにやらせたんですか」
「その・・・止め切れなくて・・・」
「はぁ・・・未来の旦那の手綱ぐらい握っててくださいよアリトさん」
「ふぇ!?」

アリトは一夏の一言に顔を真っ赤になってしまう。

「そそそそそそんな、みみみみみみ未来のだだだだだ旦那って・・・」
「そう見えるか?んじゃもう結婚してみるかアリト?」
「ふぇえぇええええええええええ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ