暁 〜小説投稿サイト〜
神器持ちの魔法使い
始まり
第01話 人間である俺と悪魔な彼ら
[3/3]

[9] 最初 [2]次話
強引過ぎたと思ったのか気まずそうに唸る。

「秋人君、二人が亡くなった時から言ってますけど、どうしようもないときは絶対に頼りなさい。あなたがあなたらしく生きること、それが晴彦と夏妃の願いであり私たちの願いなのだから」

「はい」

「よろしい」

秋人の返答に満足そうに頷くリーゼル。

「あとあなた、縁組の話を持ち出すのはいいですけど、それを聞いてるとソワソワしだす子もいるのですから、ね」

そう言って秋人……の隣に座るレイヴェルをチラリと見る。
ロイドは「そうだった」と微笑ましい眼差しになり、ライザーは喉を鳴らしながらも笑いをこらえようとする。
三人の対象となるレイヴェルはというと赤くなった顔を悟られないようにと平然を保とうとしていた。
[9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ