始まり
第01話 人間である俺と悪魔な彼ら
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強引過ぎたと思ったのか気まずそうに唸る。
「秋人君、二人が亡くなった時から言ってますけど、どうしようもないときは絶対に頼りなさい。あなたがあなたらしく生きること、それが晴彦と夏妃の願いであり私たちの願いなのだから」
「はい」
「よろしい」
秋人の返答に満足そうに頷くリーゼル。
「あとあなた、縁組の話を持ち出すのはいいですけど、それを聞いてるとソワソワしだす子もいるのですから、ね」
そう言って秋人……の隣に座るレイヴェルをチラリと見る。
ロイドは「そうだった」と微笑ましい眼差しになり、ライザーは喉を鳴らしながらも笑いをこらえようとする。
三人の対象となるレイヴェルはというと赤くなった顔を悟られないようにと平然を保とうとしていた。
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