警察署2
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高茂たちは警察署の武器庫にやってきた。が、非常時で大事だったためか銃器類はほぼ全てなくなっていた。
〜武器庫〜
「ふ〜む、ほぼ無いか」
冴子が言う
「だろうな。予想は外れてねぇ。弾があっただけでも儲けもんだよ。」
高茂が弾薬を箱に入れながら言う
「ちょっとは期待してたんですけどね。どうしますか?高茂さん」
琴美が言う
「う〜〜ん、どうしようかね〜ここでの目的は果たしたからな。あとは情報か。警察機関がどんな状況かも知りたいしな。」
そういうふうに行っていると無線が入った
「武蔵ちゃん聞こえる?」
相手は百合子さんだった
「はいはい〜聞こえますよ〜どうしましたか?」
「いえ、そっちの状況はどう?」
「今、武器庫に来ましたけど弾以外はありませんでしたね」
「そう。予想通りって感じね。」
「俺らはこれから上の階に戻って情報を集めてきます。何かしらの情報があればいいんですけどね」
「そうね。調べてくれる?こっちはまだ、余裕がありそうだけど。奴らが徐々に増え始めてるわ。時間が少し、押してそうだわ」
「了解です。パパッと調べてきちゃいますよ。」
「お願いね。何かあったらすぐに連絡するわ」
そう言って無線を切る
「さっ二人ともさっさと上を調べてここはオサラバだ」
そう言って三人は再び三階へと戻る
〜三階 刑事課〜
三階に来た三人は刑事課の方に来ていた。こういったものは刑事課なのだろうと思ったからだ
「うわ〜見事に荒れてますね。」
刑事課の惨状を見て琴美が言った
「ふむ、あまりにも急だったのだろうな。状況がすぐに分かるな。どうする?武蔵」
冴子が言う
「そーだなー・・・・・・無線室の方に行ってみる俺は。二人は付近を調べてくれるか?」
「了解だ(しました)」
そう言って二人とは一旦分かれて無線室の方に向かう高茂。無線室はすぐに見つかった。中に入ってみると死体が二体、警官の格好をした感じであった。助けを呼ぼうとして力尽きたみたいだ
「あれま〜こりゃあひでぇわ。無線機は・・・・・・・だめだな。EMPのせいでやられちまってるわ。可能性は考えたが、やっぱりな。さて・・・・・・・どうするべきか・・・・・・」
その場で考え事をしている高茂。だが、可能性は出てきても次々と消えてしまうのが事実であった。自衛隊は生きているだろうが、救出任務はまだまだ先であろうと高茂は考えていた。なぜかといえば、国民の命とライフラインを天秤におけば当然ライフラインだ。
「今後の事を考えれば当然ライフラインを継続、または復活させるのが必然だからな。軍の助けはしばらくはないと考えていいなそれまでサバイバルだが、厳しい
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