第四十五話 混沌の闘争
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ルバーストで一気にまとめて撃破する。すると、横合いからビームが放たれ、マーレはそれを回避する。が、周りにいた数機のザフトMSは次々と放たれたビームに撃ち抜かれていった。
「青い機体―――オーブの新型か?」
数機で並んで飛行してきた戦闘機のような敵にマーレは疑問の声を上げる。戦闘の一機は大型のビーム兵器を持っているらしく油断はできない。
『各機、散開せよ!あの機体は俺が止める。他は国防本部へと向かえ。ゴウ、指揮は任せるぞ!』
『了解!キサカ一佐もお気を付けて!』
マーレが青い機体といった最新鋭機であるリゼルは一斉に散開する。
「そう簡単に行かせると思ってるのか!」
散開するリゼルに向かってビームバズーカを放つマーレ。しかし、MS形態に変形し、キサカは足止めするためにシールドでそれを防いでサーベルを振りかぶる。
「チィ!」
バックステップで回避するマーレ。当然反撃とばかりにミサイルランチャーを放つが、リゼルも同時にシールドランチャーを放ってそれを防ぐ。巻き起こる爆発。しかし、マーレはそこからリゼルのいるであろう位置を読み切り、ビームキャノンを放った。
『グッ、敵はこちらの位置が分かっているのか!?』
視界の利かない状況で正確にこちらの位置を把握しているマーレに驚愕するキサカ。ぎりぎりでシールドによる防御が間に合ったものの、次もそうやって防げる保障などない。
「所詮は―――ただの隊長機って事か!」
実力不足だとばかりにマーレはキサカのリゼルにそう言い切る。煙が晴れる直前にナギナタを構えたマーレが斬りかかってきた。その攻撃は腕を断ちきり、確実にキサカを追い込んでいた。
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