第四十五話 混沌の闘争
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い、怒りを露わにしながら攻撃を仕掛けようとするルドルフ。だがそれゆえに、彼は冷静さを失いオオワシが分離したことを見逃す。
「落ちるがいい!この僕が引導を渡してやる!!」
再び接近戦を仕掛け、今度こそとばかりにアカツキを貫こうとする。しかし、アカツキはそれを防ぎきり、遠隔誘導によってオオワシから放たれたビーム砲によってギャンは撃ち抜かれた。
「ば、馬鹿なぁッ!?」
ルドルフのギャンはそのまま海に墜落していく事となった。
◇
「こちらはサーペントテールの叢雲劾だ。悪いが依頼なんでな。この戦闘に介入させてもらう!」
紅の機体―――インフィニットジャスティスに乗った叢雲劾はオーブ軍を支援し、ザフトの部隊を撃ち落としていく。
『クッ、この野郎ォ!』
グゥルに乗っていたザクがオルトロスを放つ。しかし、劾はそれをビームキャリーシールドを展開することによって防ぎ、逆にビームライフルを放ち胸を撃ち抜く。
「甘いぞッ!」
ザクを落とした隙を狙って、後ろから斬りかかろうとしたグフの攻撃を左手のビームキャリーシールドからシャイニングエッジビームブーメランをビームソードとして展開しつつ、回転して振り向きざまにグフを真っ二つにした。そして、そのままビームブーメランをシールドから射出し、ビームソードを展開したままに地上に降りようとしていたゲルググを切り裂く。
『やらせるかッ!』
二機のゲルググB型が挟み込むようにナギナタを解き放って斬りかかる。劾はジャスティスのシュペールラケルタ ビームサーベルを抜出、一機のモノアイを貫き、もう一機の攻撃を機体を傾けさせることで躱し、脚を振り上げながら脚部の武装であるグリフォンビームブレイドを展開し、ゲルググのナギナタを持っている腕を切り裂く。
頭を潰された機体と腕を斬られた機体の二機はそのままビームサーベルによって追撃を受け、撃墜された。そんな圧倒的な性能を見せつける中、一機の機体がこちらに向かってくるのが見えた。
「あの機体は―――」
『下がりな、お前ら!アイツはエースだ。お前らじゃ荷が勝ちすぎるぜ!』
オレンジカラーのデスティニーが劾の乗るジャスティスを発見し攻撃を仕掛けてくる。先制攻撃とばかりにガトリングを放つデスティニー。その攻撃はジャスティスの軌道を予測したもので並のパイロットならば躱そうとしてそのまま撃ち抜かれる結果となっただろう。しかし、それをジャスティスはファトゥム―01のリフターを取り外すことによって速度差を出し、そのまま反転して逆にリフターを蹴り付けて速度を一気に加速させる。
『チッ、やるじゃねえか!』
アロンダイトを展開し、リフターに向かって振り下ろすディスティニー。ジャスティスのリフターの衝角部分も、アロ
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