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ビビッド“ダ・ガーン”オペレーション
第2話 隊長になった少女
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っぽり出してしまった家事の手伝いを再開するためである。
そして、門の前に着いた訳だが・・・そこには修羅が立っていた。入院しているハズの芽衣である。

「め、芽衣。何でここに・・・」

彼女の放つオーラと化した怒気に怯みながらも、れいは聞いた。

「無理を言って退院させてもらったんだ。そして、さっき帰ってきた所だ。」

「そ、そうなんだ・・・」

「それより、どう言う事だれい。今日の夕飯は母さんが作っていたぞ。」

「で、でも。世間一般ではそれが普通じゃないのかな!?」

「ほお…それでは、母親が病弱というのも世間一般では普通なのか?」

見ると、芽衣はその手にいつの間にかムチを持っていた。彼女が父親であるヤンチャーから譲り受けた物である。当然、扱い方もしっかりと教えられた。

「頼まれたのにも関わらず、病弱な母さんを放置してお出掛けとは、いい身分だな。」

「ま、待って!これはその、世界の平和を守るためで・・・」

「問答無用!!!」

その日の夕方。ムチを打つ音と少女の悲鳴が桜小路家の近所に響き渡った。



続く



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