暁 〜小説投稿サイト〜
問題児たちと生命創造主が異世界から来るそうですよ?
白夜王
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フォレスガロとのギフトゲームを
終えたノーネーム一同は
黒ウサギの提案・・・ギフト鑑定を
するため、サウザンドアイズという
コミュニティに向かうことになった
サウザンドアイズとは
特殊な眼のギフトを持つ者たちの
群体コミュニティ
箱庭全土に精通する
超巨大商業コミュニティ
である為、傘下のコミュニティも多い
黒ウサギの案内で
サウザンドアイズ支店に
向かっている途中、桜の木を
見た飛鳥が驚く
「今は、真夏だったはずよ
桜がどうして咲いているのかしら?」
「何言ってんだお嬢様、夏に入ったばかりだぞ
気合いの入った桜なら残っているだろ」
「今は、秋だった筈だけど?」
見事に噛み合っていない会話を
聞いた黒ウサギが苦笑しながら答える
「皆さんは、それぞれ別の時間軸から
召喚されているのですよ
なので元いた時間軸で
所々、歴史や文化等に
差異が生じていたのでしょう」
ふむふむと頷く
十六夜たち
「成る程、パラレルワールドってやつか」
「正しくは、立体交差並行世界論と
呼ばれるものですけど
全て話すには、時間が足りないので
またの機会に、さて着きましたよ。」
店はというと
店員が暖簾を下げている
ところだった
「まっ!」
「待った無しですお客様うちは
時間外営業はしておりません
またのお越しを」
「閉店5分前じゃないですか!」
「文句があるならば、他をあたって下さい
今後、あなた方の出入りを禁じます」
「出禁!?これだけで出禁とは
お客様舐めすぎでございますよ!」
それを聞いた、店員はふむと
あごに手をやり言う
「確かに箱庭の貴族をこの様に
扱うのは、よろしくありませんね
では、何処のコミュニティ様でしょうか?」
ぐっ と返答に窮する、黒ウサギ
「俺たちは、ノーネームって
コミュニティなんだが」
十六夜が名乗る
「では、どちらのノーネーム様でしょうか?
旗印を確認させて戴いてもよろしいですね?」
(こいつ旗印が無いと知りながら
尋ねるか・・・最悪だな)
などと、焔が思っていると
店の奥から爆走してくる影が
「イィッーーーーーヤッホオォォォォォ?
会いたかったぞ!黒ウサギ!!」
飛び出して来たのは、着物を着た白髪の少女だった
勢いをそのままに、黒ウサギに飛び掛かる
「きゃー!?」
街道の向こうの水路に四回転半しながら
落ちる謎の少女と黒ウサギ
「白夜叉様!どうしてこんな下層に?」
「黒ウサギおんしが来る予感が
しておったからに決まっておるだろうに
ふふ、フハハハハ!
やはり月の兎は触り心地が違うの!
それ、ここが良いか!それともここか!」
謎の少
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