暁 〜小説投稿サイト〜
問題児たちと生命創造主が異世界から来るそうですよ?
蛇神様(雑魚)?オイ
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聞いていた問題児その二
十六夜がそう言った。

「貴様・・・・・・自惚れるなよ!人間!!
我がこの程度で倒れるか!」
水神は咆哮を轟かせ巨大な水柱を何本も立ち上げ
十六夜を襲う。その水柱は樹木を薙ぎ倒しながら
十六夜に向かっていった。その威力は人間が
まともに受ければ肉体がバラバラに引き裂かれる
程のものだ

「十六夜さんさがって!」
黒ウサギが十六夜を庇おうとするが
焔に止められる

「止めなこれはあの蛇が売って
十六夜が買った喧嘩だそれに第三者が
介入する余地など無い。」

「その通りだ邪魔すると言うならてめえから
潰すぞ黒ウサギ」

本気の殺意とゲームに手出し出来ない理由
に唇を強く噛む黒ウサギ

「心意気は買ってやる。それに免じその一撃を
凌げば貴様の勝利を認めてやる。」
「はっ寝言は寝てから言え決闘は勝者を決めて
終わるんじゃない。敗者を決めて終わるんだよ!」
「 フン・・・・・・その戯言が貴様の最後だ!!」



「十六夜さん!」
黒ウサギが叫ぶが遅かった。

水柱は十六夜を呑み込んだようにみえたが・・・

「ーーーーハッーーーーしゃらくせえ!」

腕の一振りで薙ぎ払った

「え?マジ!?」
「嘘!?」
「馬鹿な!?」

その光景に焔、黒ウサギ、水神が驚く

「ま、中々だったぜオマエ」

未だ放心状態の水神の腹に蹴りを放ち
その一撃は水神の意識を刈り取った
ゲームは十六夜の完全勝利という形で終わった。

その後、ゲームクリアの報酬として
水を作り出す水樹の苗を手に入れた。

気絶した水神を眺めていた焔は重要なことを
思い出し水樹の苗を抱えてご満悦といった様子の
黒ウサギに訊ねる。

「黒ウサギお前僕たちに隠していること
あるだろ?」



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