暁 〜小説投稿サイト〜
問題児たちと生命創造主が異世界から来るそうですよ?
蛇神様(雑魚)?オイ
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
だけであった

すると黒ウサギが突然
ユラユラ揺れながら、立ち上がり

「はぁ・・・・・ジン坊ちゃん
申し訳ありませんが御三人の案内
お願い出来ますか?」
「解った。黒ウサギはどうするの?」
「問題児様方を捕まえに参ります
こともあろうか、箱庭の貴族と謳われる
このウサギを馬鹿にしたこと骨の髄まで
後悔させてやります。」

黒ウサギは怒りのオーラを噴出させ
艶のある黒髪を緋色に染めて行く
そして、外門めがけて高く跳んだ
黒ウサギは外門の脇にあった彫刻を
駆け上がり外門の柱に水平に張り付くと・・・・・・

「一刻程で戻ります!皆さんはゆっくりと

箱庭ライフをご堪能下さいませ!」
そう叫ぶと黒ウサギは一瞬で視界から
消え去った。

「箱庭のウサギは随分早く飛べるのね
素直に関心するわ。」
「ウサギたちは箱庭の創設者の眷属
力もそうですが様々なギフトの他に
特殊な権限も持ち合わせる貴種です
彼女なら余程の幻獣に出くわさない限り
大丈夫だと思うのですが・・・」

飛鳥と耀とハクアにそう教えるジン
飛鳥は空返事をした後、暗い表情のジンに
向き直る。

「さて、黒ウサギも堪能して下さいと
言っていたし、先に入るとしましょう。
エスコートは貴方がしてくださるのかしら?」

「は、はい!黒ウサギの属するコミュニティの
リーダーのジン・ラッセルです11歳になったばかり
ですが宜しくお願いします!。」

そう言い皆を連れ案内を始めるジン
そんな中ハクアだけが苦い顔をしていた

(こんな子供がリーダーなの?
素質はあるのだろうけど
今は、まだ未熟で頼りなさそうな感じ
がするわ。となると本当に黒ウサギの
コミュニティは・・・・・・)

「十六夜さんたち無事でいて下さい!」

ジン達と別れてから問題児二人の捜索も半刻ほど経過
しようとしていた。とそこで突如聞こえた轟音の位置を
特定しようと、耳を澄ます。そして遠方に巨大な水柱が
立ち上がったの見てペースを上げ、その場所に
辿り着いた黒ウサギが最初にみたものは・・・・・・

「まだ・・・・・・まだ試練は終わってないぞ
小僧ォォォー!!」

巨大な大蛇だった。それが何か知っている
黒ウサギは絶句する

「蛇神・・・ってどうしたら水神をあんなに
怒らせることが出来るのですか!?」
驚愕する黒ウサギに答えたのは
黒ウサギが捜索していた問題児その一
焔だった。

「世界の果てに向かっている途中で
あの大蛇と出くわしてな偉そうに試練を選べ
とかほざいてたんで十六夜が挑発して
今に至るというわけさね。お解り?」


「まあ、結果はご覧の通り残念な奴だったがな」

黒ウサギと焔の会話を
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ