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転生者拾いました。
ノルン火山
叫宴
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女の子を奴隷として扱うには抵抗がある。
 
「奴隷にしろとは言わない。ついて行くことを許可されるだけで良い。」
「お前はもう白光教会の人間ではないと?」
「先日破門を受けた。もう戻れない。」

 いったい何かあったというのだ。破門を受けるほどの失態?教会への冒涜か?
 だが、そう易々と仲間にしてしまえばうしろから刺されるやもしれない。

「死神、心配はいらない。白光教会に楯突く気はある。ワタシはお買い得。」

 この言葉を丸飲みして良いものか。二重スパイとかもこの世界にはある。よほど懐が広くないと信用できない。

「所詮はあなたの兵士と同じ。死んでも問題はない人種。」
「なに?」
「さっきのは強引だった。今度は交渉して行う。」
「は?」

 まさかさっきの続きをするのか?イヤイヤ、この小説はR指定じゃないんだぞ!?

「死神、ワタシの初めてを捧げる。」
「────ダメェェェェェエ!!」
「────だめですぅぅぅぅう!!」

 説明しよう、今オレの体を挟んでセリナ、エリザ、シルバが押し合いへし合いの喧嘩を始めた。そんなわけだからオレには流れ弾も当たる。強化しているとは言え結構痛い。
 さてシルバの処遇はどうしようか。
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