暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 〜時を越えたデスゲーム〜
コラボ 番外編4
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一言で簡潔に表そうではないか。


強い。

もうとにかく強すぎる。
カズネとアキトは戦慄を覚える。

キリトとナオは、片手剣を駆使し敵をなぎ倒す。
キリアは凄まじい攻撃力の両手剣で、敵を討ち取る。
アスナは目にも留まらぬ速さでレイピアを打ちまくる。

何故アスナがいるのかと問えば、
「キリト君が一人で迷宮区に潜ってるからでしょ!しかも最前線!」
フレンド追跡をしたそう。
SAOでもカズネとアキトの母は心配性らしい。


「セイッ!!」
「タァァッ!」

負けじと、二人も剣を振る。

ある程度片付いたとき、ふとナオが切り出す。

「カズネはアスナ派でアキトはキリト派なんだな」

「「え?」」

「剣。 カズネはアスナと同じレイピアで高速突き、アキトはキリトと同じ片手剣の重さ重視。
さすが親子だよな」

軽くニヤリと笑いながら言って来るナオに、キリトとアスナが顔を赤くして講義。
そんな様子を、カズネとアキト、キリアは何だかヘンな心境で傍観していた。

「でもホント・・・剣のクセがそっくり。
もしかしたら越されてるんじゃない、未来で」

省いたが、この場合、「未来で剣の腕を越されているんじゃないか」という意味。

「あー・・・そうかも。まぁ早々負ける気はないけどな」

「私もだよ〜」

「まぁ、越す越されるはいいとして・・・オイ、全員前向け、目ェ見開いて」

響いたナオの声に、全員一斉に前を向く。
さてそこに何があったか、なんて、聞かなくてもわかるだろう。

「「「「「「おお・・・」」」」」

「ボス部屋・・・だな」

あったのは間違いなく、ボスの部屋。
重い空気が流れている。
そのとき、質問が飛ぶ。


「この中で既に50層攻略してる世界あるか?」

ナオの言葉に、はーい、と手を上げたのは二人、カズネとアキト。

「私たちのところは攻略済みだよ」

「手ごわかった・・・」

ボスの名前はルースリス・ブリット。
二刀流習得者を見極めるものだ。

とはいっても、ここは一応キリト・キリア・アスナの時間枠。
アキトが二刀流をとるわけにも行かないため、前線はキリトたち。

「あの硬いのと戦うのはもう嫌なんだけどな・・・」

「そんなに硬いのか?」

心底いやそうに言ったアキトにナオが質問、キリトたち3人も興味深そうにアキトとカズネを見る。

「なんとか倒したけどね。いやー、お父さんとお母さんの指導がなかったら死んでたね、あれは」

「確かにな。今いってもあれだけど」

あっけらかんと話す二人に、真っ青に青ざめたのこり4人。

「ボスの情報はほぼ全て持ってる、俺達がリードするから」

「おと・・・じゃな
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