ど忘れ×ポンズ×試験
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いるような物だ。
今もキルアが背後から襲いかかったけど、軽くカウンターで裏拳を決められて吹き飛んだ。
「くそっ、まるで後ろに目が有るみたいだ…………」
「なんて奴だよ…………」
「にゃろっ」
キルアが本気で飛び出すが、結局、鳩尾に拳を叩き込まれて吹き飛ばされる。ボクは暇なのでつい新しい作品を作るのに熱中してしまった。
「あれ、これってまずい?」
気づいたら、全員がボロボロになり倒れている。でも、腕輪の機能で回復しているので問題無い。ポンズは円から動いていない。うん、実力が違いすぎてテストになっていない。手加減を頼むのを忘れていた。
「実践テストは終わり。そろそろ別のテストに入るよ」
「別のテストだと?」
クラピカさんが不思議に聞いてくる。
「うん。ボク達やプロハンターが使う力を教えてあげる。でも、死ぬかも知れないけど、どうする?」
「死ぬかも知れないのかよ……」
レオリオは嫌そうだね。
「俺は受ける」
「俺も。親父達もぜってぇー使ってるだろうし」
ゴンとキルアも即答した。
「私もだ。A級犯罪者の連中も使っているのだろう?」
「使っているよ」
「なら、受ける」
クラピカさんも問題無い。後はレオリオさんだけだから、3人共レオリオさんを見る。
「くそ、俺は……」
「レオリオは医者志望なんでしょ? なら、治療系……医療に関わる念を覚えたらいいじゃない。その腕輪だって念で作られているわ。つまり、重傷の人でも救う事が出来るわ」
「……わかった。俺も受け入れよう」
ポンズの言葉に納得したようだ。それから、4人を並べてポンズと協力しながら精孔を開いてあげる。
「コントロールを覚えて…………じゃないと、死ぬよ」
「ちょっ」
「いいから、呼吸を合わせる!」
「「「「はい!」」」」
殺気を放ちつつ、言う事を聞かせれば、全員がなんとかオーラを纏わせる事が出来た。これで、彼らは覚醒した。その後、勉強会を開いてプレートを渡してあげた。ゴン君はやっぱりゴネタけど、真のハンターへの入学祝いだと言ったら、渋々納得してくれた。ついでにヒソカみたいにボクに1?を入れてみろと言っておいたから、そっちで納得したのかも知れない。さて、皆には最低限、念に付いて教え、修行方法も会得させなきゃね。
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