ど忘れ×ポンズ×試験
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だ。属性はそれぞれ赤色が火、青色が水、緑色が風、茶色が土だろう」
分かっていないゴン達に私が説明する。
「よ〜し、頑張るよ!」
「おおっ!!」
「怖いが、しゃあねぇか」
こいつらは楽天的だな。この敵がどれだけ強いか理解していない。
「ああ」
だが、致し方あるまい。殺らなければ殺られるだけだ。ここは乗ってやろう。
ユウキ
時は流れて最終日、ボクは四人が居る場所を遠くから監視している。あの腕輪はだんだんと重力が増えて行く仕掛けなので、目の前にいる四人は凄く強くなっていると思う。ちなみにドラゴンスネークはボクが操っていたから問題無い。うまいこと誘導して殺させ、食べさせた。ひどい怪我もしたけどそれはボクが治してあげた。
「うん、大分力はついたようだね」
「ああ」
「うん」
「おうよ」
各自返事をしてくれた。でも、基礎が出来たくらいなんだよね。まだまだだ。
「それで、テストはどうするんだ?」
「もちろん、戦ってもうよ。相手はボクかポンズ。どっちがいい?」
「それは…………」
「ちなみに、ポンズの方が弱いよ」
「「「ポンズで」」」
キルア、レオリオ、クラピカの3人は見事にハモったね。それ程ボクと戦うのが嫌か。非道いや。
「え〜〜俺はユウキの方が…………もがもが」
一瞬で彼らはゴンを封じた。
「よ〜し、ポンズと戦うぞ」
「それじゃ、呼ぶね」
「ん、なんだそれ?」
「笛だよ」
取り出したホイッスルを思いっきり吹く。すると、即座に森の中から、ドラゴンビーで作られた空中ブランコに座ったポンズが現れた。
「呼んだ?」
「うん。この四人の相手をしてあげて。ただし、ハチも使わずに、この円から動いたら負けだからね」
ボクが円形にしっかりと丸を書く。
「きついけど、わかった」
ポンズの足元に円形を書いてあげる。
「犬か…………?」
レオリオがぼそっと言った言葉に、ポンズが反応した。
「何か言った?」
殺気を放つポンズにキルア以外の皆が少し下がったね。
「いや…………なんでもない」
「そう。それじゃあ、始めましょうか」
「うん」
「やろうか」
男4人がポンズに襲いかかって行く。場面だけみたら非道い行為だよね。男性4人が1人の少女に乱暴しようとしているんだから。
「頑張れ〜〜」
始まった試合は、やっぱりポンズが優秀だった。ポンズは円を展開し、容赦なく拳を叩き込む。格闘戦はしっかりと鍛えているから、問題無い。基本的にポンズはカウンタータイプだ。肉体改造の御蔭で基礎スペックからして人型ドラゴンを相手にして
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